タイ行くかい?系の日記
2007年、某大手企業グループの1社に勤めていた36歳シロウが、何を考えたか突然会社を辞め安定した生活を捨てタイへ飛び出した!! 体育会系とは正反対のタイのゆる~い環境でてきと~に書いていきます。気付いたら在タイ9年過ぎてた。


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シロウ

Author:シロウ
12年以上勤めた日本の会社を辞め、現在タイのバンコクで働いています。

けっして体育会系の人間ではありません。
ゆる~いのが好きです。



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シロウ、マッサージ師デビューその1
人手が足りない時にシロウもマッサージができるように
しておいた方がいいよな
、ってことで
マッサージの勉強を始めることにした。

中国人のおねえちゃん相手にウシシという気持ちがあったことは、
マッサージ師連中には内緒だったのだが、
「シロウさん、中国人のおねえちゃん相手にやりたいんでしょ!」と
完全にバレバレ。

ばれたらしょうがない。
「人手が足りない時は俺もヘルプで入るわ。
 そん時は一番かわいい子を俺が担当するからな。」

マッサージ師連中「あ~、はいはい。」

ヤレヤレ、まったくしょうがないオッサンやな~という反応。

週に2~3回、マッサージの指導を受けることに。
ダーが教えてくれることになった。
ダーの巨乳を偶然を装って触ったり、
あんなことやこんなことは、断じてしてない!と思う。(汗

Da_20160202172633d7a.jpg
↑マッサージ師ダー。特技は巨乳を押し付けながらのマッサージ。
 頭をマッサージする時は膝枕してもらうのだが、
 すごいことになる。目の前に山脈が(汗

オーナー権限を利用して無理やりダーに教えてもらってたわけではなく、
ダーも嫌とは思ってなかったようだ。
閉店後に「今日はあまり疲れてないので大丈夫ですよ」と
ダーの方から声を掛けてくれてたからだ。
嫌だったらタイ人はこういうことは言わない。
まあ、授業料代わりに食事をごちそうしていたので、
それ目当てだったのかもしれないが。

ダーから何度か習って、
「まあ、これならなんとか大丈夫じゃないでしょうか」と
とりあえずOKが出た。

「よっしゃ~、チャイニーズプリティガール カモーン!」


~~そして後日~~

中華系シンガポール人のおっさんがマッサージを受けに来た。
マッサージ担当はエップ。
ケツを触られたりセクハラされまくったらしい。

エップ「あの客がまた来たら、私の担当ははずしてください」(怒)

まあ、しょうがないね。
セクハラオヤジめ。

App.jpg
↑マッサージ師エップ。 中国男子は背が高い子が好きらしく、
  中国男子に人気。身長170センチあるので、オカマに間違われることも。

そして翌日、また昨日のエロオヤジが来た。
担当はスシ。
やっぱりいろいろ触られたらしい。

またかよ~。

次、セクハラしたら入店禁止だな。

スシ「あの客がまた来たら、私の担当ははずしてください」

Sushi.jpg
↑マッサージ師スシ。 英語ペラペラで色黒なので
  白人に人気。 マッサージの腕はまだまだ。

そして翌日、またまたエロオヤジ来た。
エップとスシはパスなので、エビちゃんの番だ。
エビちゃんは可愛いのでセクハラされること間違いなし。

シロウ「どうする?パスしてもいいけど。」

エビちゃん「パスします」

Ebi2.png
↑マッサージ師エビ。本命彼氏いるが他2人とも同時交際中。
 
エビちゃんの次は60歳近くのメガネお婆ちゃんマッサージ師の番。
まあ、これならセクハラする気もおきんやろう。

なんと、メガネお婆ちゃんまで「怖いので、パスしてください」と
言い出すではないか。

「はぁ?おまえは、大丈夫やろ。
 おまえなんて誰も触らないんだから、
 むしろ触ってもらえ。」(シロウも鬼やな)
と喉の奥まで声が出かかったが、
「分かったよ。今日は適当理由つけて断ることにするか。」

Sorry, No Image
↑マッサージ師メガネお婆ちゃん。おっと、写真を貼ろうと思ったが
 持ってなかった。ハハ、ワロス。

エップ「シロウさんがやればいいじゃん。」←上から目線

マッサージ師連中「あ~、そうよね。マッサージできるようになったんだもんね。」ヒヒ

しょうがねえ、俺がやるしかねえか。
従業員を守るのも俺の仕事だよな。(←経営者の鏡)

あ~、しかし、中国人美女にマッサージするつもりだったのに、
デビュー戦は50代のセクハラオヤジ
かよ~。涙。

シロウ「さあ、どうぞ。」

オヤジ「あれ?昨日の子は?」

シロウ「すみません、今日いっぱい予約が入ってまして。」

オヤジ「あなたがやるの?」

シロウ「ええ、そうです。」

オヤジ「じゃあ、オイルマッサージじゃなくてタイマッサージ1時間にして。
     首、肩、背中を中心に揉んでくれるかな?」

シロウ「かしこまりんぐ」

オヤジ「あ~、そこそこ。 もっと強く。」

確かにオヤジの肩と背中はカチカチだった。

かなり力を入れて親指で指圧していく。
疲れる~。

さてと、30分くらい経ったかな?と時計をチラ見。
え~!?まだ10分しか経ってねえよ。
あと50分も無理や、きつ過ぎ。

マッサージ師ってこんな過酷な仕事やったんか~。

その後も何度か時計をチラ見するが、
時間の進みが異常に遅い。

指は痛いし疲労困憊。もうダメだ~、となりかけた30分経過した時にオヤジが
「あ~、だいぶコリがとれたよ。 もういいから」と
1時間の予定を30分で切り上げてくれた。

まあ、オヤジの目的はマッサージではなくてセクハラだろうから、
シロウにマッサージを受けるのは時間の無駄と思ったんだね。

シロウ自らマッサージをやったので、マッサージ代は全てシロウの手取り分
しかし、これは割にあわない。
次回、オヤジ来たら断ろう。

オヤジはシロウが担当したことで何かを察したらしく、
もう来なくなった。ヤレヤレ。

ついにマッサージ師シロウ、中国人ねえちゃんデビューか!?

次回へ続く。。。

シロウ、マッサージ師デビューその2
前回の続き。。。

デビュー戦は50代のオヤジとなってしまったが、
中国人美女をマッサージするチャンスはきっとくるはず。

そして数日後、マッサージ師が1人しか空いてない時に
中国人おねえちゃん2人組来たー!!
一人はかなり可愛い。 もう一人はトム(女好きの女)で可愛くない。

マッサージ師ダーに「俺、あの髪の長い子を担当するからな。
とりあえず先に部屋で着替えててもらって。」と伝えて準備。

シロウ、作業服に着替えて部屋へ。うひひ。

さっそく可愛いおねえちゃんをマッサージしようとしたら、
トム野郎が「あなたは、私をマッサージしなさい」と
言ってくるではないか。
トムはきっと他の男に自分の彼女を触られたくないのだろう。

トムうぜ~!

ということで、可愛くないトム(女好きの女)のマッサージを1時間。

トムはずっとスマホいじってて、全くの無反応だった。
偶然おっぱいに何度か当たってしまったが、
トムのくせに結構大きかった。
触れても全然うれしくないけど。

1人目が50代のオヤジで2人目がトムかよ~。
なかなかうまく目論見どおりにはいきませんな。

3人目は、中国人の男をマッサージ。
しかもオイルマッサージ。オイルマッサージってパンツ1枚だからな~。
4人組の中国人男が来て、マッサージ師が3人しか空いてなかったので
シロウが嫌々担当することになった。
シロウにマッサージをされた中国人の男も嫌だっただろうな~。
かわいそうに。

4人目でようやく中国人おねえちゃんを担当することができた。
かわいい子だったけど、注文がいろいろ多くて楽しむ余裕なし。
うむ~。

5人目、中国人の50歳くらいのおばちゃん。
セクハラする気おきず。

と、なんだかんだで8人やったが、かわいい中国人を担当できたのは
4人目の子だけ。

普段シロウはマッサージを受ける立場だが、
する方の立場になって、いろいろ分かったことがある。

マッサージは想像以上に重労働だった。

2時間のタイマッサージをやった時は、本当に疲れた。
汗が噴き出してくる。
どこのマッサージ屋でもガンガンにクーラーが効いているが、
マッサージ師はそれでも暑いのだ。

マッサージ受けてる時に寒くても、
「クーラーの温度設定上げて」と言えなくなった。

今までは、空いてなくて終わるのを待ってる客がいると、
前の客が終わって降りてきたマッサージ師に
「客待ってるから、すぐ次」とせかしていたが、
そういうことは言えなくなった。
2時間の後に連続でまた2時間とか、マジでつらい。

開店からほとんど休みなしでマッサージ師が働いてる時など、
「今日、お客さんが多くてマッサージ師が疲れてるので
 申し訳ありませんが、10分だけお待ちいただけないでしょうか」
と交渉したりもするようになった。

中国人美女をウシシという気持ちでマッサージを覚えたはずだったが、
結果はマッサージ師に対して優しくなっただけだった。。。

マッサージ師の立場からいわせてもらうと、、、
①体が小さく細目
②あまりこってない
③こまかく注文しない
という客が、力をあまり使わないですむし
気も遣わなくてすむので良い客ということになる。

理想を言うと「若くて細身の女性で、マッサージ中は爆睡して、
チップをたくさんくれる客」てことになるんだろうな。

逆に最悪な客は「背が高くて太くて、体がこりまくっていて、
いろいろ注文が多く、しかもチップなしという客」でしょうな。

セクハラはどのマッサージ師にも嫌われるのでやめましょう。
マッサージ師には「注意してもセクハラを止めなかったら、
途中で切り上げてもいい」とは言ってあるが、
たいていの場合、マッサージが終わるまでニコニコして耐える。
マッサージ後に、シロウに怒りのクレームがきて大変なんですよね~。
お客さんを見送るまではニコニコ。
客が出て行った瞬間、「さっきの客すげームカつく!
シロウさん、ちょっと聞いてよ! うんたらかんたら」(話が延々と・・・)     

タイ人からの陰湿なイジメ
※今回の日記は2015年の出来事です。

タイで悠々自適に年金暮らしをしているアサさんだが、
このところの円安の影響で、
生活費が若干足りなくなったようだ。
(年金は日本円でもらってバーツに両替しているため。)

「毎週2回のゴルフと女遊びを半分にすれば
生活はできる」と言っていたが、
生活費を稼ぐためタイのローカル企業に就職をすることになった。
社長も従業員も全員タイ人で日本人はアサさん1人である。

アサさんはタイでは社長として会社を経営していた経験があり、
在タイ20年以上でそれなりの人脈もあり、タイ語も話せるし
タイ人の性格とかも理解しているので
問題ないと思われたのだが、、、

就職してから1ヵ月程経ったあたりから、
シロウの喫茶店に来て愚痴を言うことが多くなった。
どうも会社のタイ人連中とうまくいってないらしい。

アサさんが入社前に会社から言われた条件は、
日系企業にアポをとって商品を売ることと、
客先の担当がタイ人の場合は、アサさんの会社のタイ人を
紹介すること。

ある日、某企業にアポイントを取って
会社のタイ人と一緒に訪問する予定を立てて、
4時に現地で待ち合わせ」と約束をしていたとのこと。

しかし、待ち合わせ時間になってもタイ人が来ない。
電話しても出ない。
結局、アサさんが一人で訪問。

そして翌日、そのタイ人に「なんで来なかった?」と聞いたところ、
朝の4時かと思いました」と。

常識で考えれば、朝の4時に会社がオープンしてるはずもなく、
これは明らかにアサさんへの嫌がらせ
である。
タイ人って平気でこういうウソをつくからむかつくんだよね~。

そして、新商品が出てもアサさんには価格表をくれない。
あからさまに無視されたりすることも。
呼んでも返事しないので、すぐ横に行って耳元で何度か呼んで
ようやく「うるさいなあ、なんですか?」というような反応だったらしい。

さすがにこういう状態では仕事もままならないので
社長に相談したところ、これが裏目に出てしまい、
「社長にチクった」と思われ、ますますイジメがエスカレートすることに。

アサさんの筆記用具など文房具が無くなったり、
急に皆が「たまには一緒に食事に行きましょう」とニコニコして話しかけてくるから一緒に行ったら、
レストランでは完全に無視され金だけ払わされたりとか。。。

その他ありとあらゆる嫌がらせを受け、
3ヶ月ともたずに辞めてしまった。

タイ人はこのように非常に陰湿だ。

シロウもサラリーマン時代に
同僚にイジメられたタイ人が辞めるのを見たことが何度かある。

さて、アサさんはどうすればこの会社でうまくいったのだろうか?

タイ人は「この人は自分にとって得になるかそうでないか」というのを
しばらく観察して窺っている。
その間は、ニコニコ挨拶もするし、いろいろ世話もしてくれる。
今回の場合、おそらく1ヵ月程度だったのだろう。

その1ヶ月の間に何社か契約が取れてれば、タイ人は
「アサさんと仲良くしてればなんか得がありそうだぞ」と
腹黒さを得意の微笑みで隠しながら、きっと付いてきた。

アサさんとタイ人の関係が悪くなり始めたころ、
シロウも「アサさんに何かお手伝いできることはないか」と考え、
あまり必要ないけど実際にアサさんから商品を買ってあげたりもした。

しかし、焼け石に水だったようだ。

アサさんは長年タイに住んでいる日本人の割には、
タイ人に対して寛容であり、どちらかというと親タイ派だったのだが、
今回の件ですっかりタイ人が嫌いになったと言う。
いや、「嫌いというよりむしろ怖い」と言っていた。

ローカル企業で働く日本人の知り合いが他にも何人かいる。
仕事はラクらしいが、皆タイ人との付き合い方に苦労している。

旅行ガイドなどに書いてある「タイ人は素朴で親切な温厚な人たち」って
なんなんですかねえ?

まあ、これも間違いではなく、旅行程度の浅い付き合いならそうですが、
深く付き合っていくと、そうではない面が見えてくるんですよね~。

タイ人全員がそういうわけではなく、全体の傾向なので、
非常にいい人もごくごく稀にいます。

アサさんの彼女は、某有名大学で事務をしてる人ですが、
わがままなことはほとんど言わず、他人への配慮ができる
すばらしい方です。
なかなか難しいですが、シロウもそういう人と出会いたいですね。

タイのヤクザと対決(前編)
2015年9月23日のこと。
この日のことは一生忘れないだろう。

ウェイトレスは夕方7時に帰るので、7時以降はいつもシロウが店番。
この時間帯はほとんど常連客で、新規の客はだいたい1日に1、2人程度。
なのに、この日はやけに新規の客が多い。
もう5人目かな?

いつもより売り上げが増えて、「良し良し」と思っていたら、
いきなり客の1人が、「警察だ。コピーCD使用の件で話がある」と。

新規客はどうやら全て警察関係者だったようだ。
客を装って、店を調査していたらしい。

シロウの店のBGMは前のオーナーから引き継いだコピーCDを使っている。
よく屋台などで10時間分の曲が入って100バーツで売っているCDだ。

「警察を装って金を巻き上げる詐欺がある」と聞いたことがあるので、
「やれやれ面倒くさいな詐欺師め」、と思いながら対応。

その警察を名乗る男が、チラっと警察の身分証明を見せて
すぐしまおうとしたので、
「よく見えないんですが、ちゃんと見せてください」と依頼。

なぜか見せたがらない警察官。

シロウ「どうしたんですか? ちゃんと見せてくださいよ。」

しぶしぶ身分証明を出す警察官。
全部タイ語で書いてあるので、
本物かどうか分からない。

スマホで写真を撮ろうとしたら、「撮るんじゃねえ!」とブチ切れ。

ますます怪しい。。。

気付くと店の中に数人の男が入ってきて、
コピーCDを押収している。
その男たちの様子を撮影すると、
またも「撮るんじゃねえ!」と怒鳴られた。
スマホの写真を消させられた。

警察官「ちょっと話があるので、車に乗って。」

シロウ「ちょっと待ってください。 ここの店のオーナーに連絡取らせてください。」

警察官「連絡なんか取る必要はない、早く車に乗りなさい。」

強引に手を引っ張って連れて行こうとする警察官を無視して
店の名義人のマットさん(弁護士)に電話。

シロウ「マットさん、警察官が店に入ってきてコピーCDの件で連行されそうになってるんですけど、
     警察が本物か偽物か分かりません。」

マットさん「すぐ行くから、ちょっと待ってて。 絶対着いていかないように。」

シロウ「待ってます。」

そう行って電話を切った。

警察官「早く、車へ。」

シロウ「オーナーがもうすぐ来るので待ってください。」

警察官「じゃあ、5分だけ待ってやる。
     来なかったらすぐ行くからな。」

なんか、タイ人が来るのを嫌がってるようだ。
やっぱ怪しいぞ、こいつら。

連行されそうになってるシロウを見て、
マッサージ師が気を利かせて呼んでくれたのであろう、
帰宅したはずのウェイトレスが戻ってきた。

ウェイトレス「店は私が見ておきます。」

マットさんが到着し、警察官の身分証明などを確認。
どうやら本物の警察官だった。

最悪だ。タイの警察はヤクザと一緒だからな。

詐欺師の方がマシだったよ。。。

警察署へ連行されるマットさんとシロウ。
マットさんは弁護士仲間に連絡を取り、対応を相談。

マットさん「著作権に詳しい弁護士に聞いたら、
       裁判やればおそらく勝てるだろうって。」

シロウ「分かりました。 対応方法はお任せします。」

警察がなにやら書類を作成。全部タイ語なのでさっぱり分からない。
その都度、マットさんが内容を確認し、
「これはサインをしても大丈夫」「これはダメ」と。

シロウはマットさんの指示どおりに対応。

タイの法律で容疑者は罪が確定してなくても
最大48時間は拘束しておける
、というものがあるらしい。
逃げられないようにするためだろう。

警察官「とりあえず留置場に入って。」

シロウ「ちょっと待ってください。 日本大使館に先に連絡をとりたいので。」

日本大使館に一応、対応を相談するためだ。

日本大使館に電話。 
夜間なのでコールセンターに転送されているようだが、誰も出ない。

「生命の危機など緊急の場合は1を押してください」というアナウンスどおり、
1を押したのだが、話中で繋がらない

全然、緊急対応がなってないやん、日本大使館。

何度か電話したらようやく繋がった。

間延びしたおねえちゃんの声で「はい、日本大使館です。どうしました?」

シロウ「ちょっと問題が起きて、警察に捕まって留置場に入れられそうになってます。」

コルセンねえちゃん「はあ~、そうなんですか~。担当の大使に連絡を取って
             折り返しお電話しますので、しばらくお待ちください。」

警察官「ほら、早く檻に入れよ!」

強引に引っ張られ檻にぶちこまれるシロウ。

本当は携帯は持ち込み禁止なのだが、
「日本大使館から折り返し電話が来ることになってる」と主張し
なんとか持ち込みを認めてもらった。

Ori2.jpg

Ori1.jpg
↑警察の目を盗んで撮影した檻の中からの貴重な写真

1時間ほど待ってみても大使館から折り返し連絡がない。
携帯のバッテリーも残りわずかで焦る。

しょうがないので、またこっちから電話掛けてみるが、繋がらない。

数分置きに何度か電話したらようやく繋がって
さっきの間延びしたおねえちゃんが出た。

このコールセンター、こいつ1人しかいないんじゃねーの?

シロウ「先ほどお電話したものですが、いつまで経っても折り返し電話がないのですが。」

コルセンねえちゃん「大使がつかまらないんですよ。つかまっても折り返し電話するかしないかは
             大使の判断ですので。」シラネ

シロウ「こっちは留置場に入れられて大変な状況なんですよ?
     折り返し電話する、とあなたが言ったから1時間以上も待っていたのですが。
     早く大使に連絡を取ってください。」

コルセン「わかりました。」

シロウ「失礼ですが、あなたのお名前は?」

コルセン「規則で答えられないことになってるんですよ。では。」ガチャッ

まったく、なんなんだよこのコールセンター。

マットさん「日本大使館はなんて?」

シロウ「いや、大使にまだ連絡が取れないみたい。」

マットさん「そうですか。 えっと現状を言うと、ここから出られるのは
       6万バーツ(約20万円)と警察は言ってます。」

シロウ「それは正規の罰金ですか? それとも賄賂ですか?」

マットさん「それは今のところ分かりません。」

シロウ「ちょっと金額交渉してもらえませんか?」

賄賂ならディスカウントがありえるので、
正規の罰金か賄賂かを見極めたいという狙いである。

マットさん「交渉してきました。 5万バーツに下がりました。」

シロウ「ディスカウントに応じたということは賄賂ですね?」

マットさん「そうみたいですね。」

この国家権力を使ったヤクザどもめが~!!

シロウ「どうしましょう?」

マットさん「裁判しましょうか。 3万バーツの保証金を積めばすぐここから出られます。
       保証金は裁判に勝っても負けても戻ってきます。」

シロウ「もし賄賂も渡さず保証金も積まずで、何もしなかったらどうなるの?」

マットさん「48時間拘留された後に、裁判になるわね。」

シロウ「なるほど。」

どっちにしろ、裁判にすれば警察官のポケットには賄賂は入らない。
警察は裁判にするのだけは嫌がるだろう。

そのやりとりを横で聞いていた警察官、
「どうもシロウは折れそうもないぞ」と思ったのだろう、
矛先をマットさんに変えてきた。

警察官「あの店、マットさんの店ですよね?」

マットさん「そうですよ。」

警察官「あなた、店に全然来てないみたいじゃない。
     実際はそこにいる日本人がオーナーで
     あなたは名義貸してるだけじゃないの?」

マットさん「いえ、いつもは私が管理してますよ。
       今日はたまたま友人のこの日本人に店番やってもらってたんです。」

警察官「ウソは言わないように。 すでに近所に聞き込みして裏は取れてるんですよ。」

マットさん「!!」

警察官「あなた弁護士ですよねえ? 弁護士が名義貸しみたいなことして
      いいのかなあ? 弁護士の肩書に傷がつきますよ。
      最悪、弁護士の資格も剥奪されるかもねえ。
      まあ、裁判してもいいですけど、その辺のことはこちらも主張しますよ。
      コピーCDだけの問題でおさまらないかもね。
      どっちが得かよく考えた方がいいんじゃないんですかねえ。」ニヤニヤ

この脅し方。こいつら本当にヤクザと一緒や。。。

追い込まれたマットさんとシロウはいかに!?

次回へ続く。。。

タイのヤクザと対決(後編)
前回の続き。。。

警察官「あなた弁護士ですよねえ? 弁護士が名義貸しみたいなことして
      いいのかなあ? 弁護士の肩書に傷がつきますよ。
      最悪、弁護士の資格も剥奪されるかもねえ。
      まあ、裁判してもいいですけど、その辺のことはこちらも主張しますよ。
      コピーCDだけの問題でおさまらないかもね。
      どっちが得かよく考えた方がいいんじゃないんですかねえ。」ニヤニヤ

考え込むマットさん。

マットさん「シロウさん、裁判はやっぱりやめませんか?
       賄賂で決着をつけるのが一番手っ取り早いと思うの。」

警察(国家権力を持ったヤクザ)の脅しに
屈してしまうマットさんだった。

シロウ「裁判してマットさんに迷惑が掛かるなら、
     そうするしかないですね。」

シロウは戦う気があったが、マットさんには迷惑掛けられない。
悔しいけどしょうがない。

マットさん「もう一度、金額交渉してみますね。」

結局、賄賂の額は3万バーツ(約10万円)まで下がった。

シロウは檻の中で動けないので、
マットさんがATMまでお金を引き出しに行って一時的に立て替えてくれた。

お金を渡した途端、さっきまで怖い顔してた警察官連中が
みんなニコニコに。

さすが「微笑みの国タイランド」だね。くそが。
すげーむかつくんだけど!


そしてニコニコしながらいろいろ話しかけてくる。

警察「タイには何年いるのか?」

シロウ「もう8年になります。」

警察「タイ料理は食べられるのか?」

シロウ「激辛でなければなんでも食べられます。」

警察「タイ人の彼女はいるのか?」

シロウ「いないです。」

警察「タイ人は好きか?」

シロウ「たった今、大嫌いになりましたよ!」ボクェが!

↑マジで警察官に向かって吐き捨てるように言ってやった。

今回の件は文章ではうまく伝えられないが、
警察の「なんとしてもこの日本人から金をむしりとってやる」という
並々ならぬ執念を感じて怖かった。

警察署からの帰り道。

シロウ「タイで商売続けるのが怖くなりましたよ。」

マットさん「そうよねえ。このまま名義貸し状態じゃ私もまずいし
       ちょっと考えてからまた連絡します。」

結局シロウは4時間程、留置場の中にいた。
マットさん夜遅くまで対応ありがとう。

そして翌朝。大使館から電話が。

大使館「もしもし、どうしました?」

どうしました?じゃねーんだよ、遅えんだよ、対応が。

シロウ「昨夜、コールセンターはずっと話し中で
     何度も電話してやっと繋がったんですよ。」

大使館「あっ、そうですか。それでご用件は?」

コールセンターの件は華麗にスルー。

昨日の件を一部始終伝えた。

大使館「まあ、賄賂ですんでよかったですよ。
     人によっては騒いだりして、強制送還くらった人もいますからね。」

大使館「今回の件は、たぶん密告でしょうね。
     最近多いんですよ。 日本人がなんくせつけられて
     警察から多額の賄賂を要求されるケースが。
     密告者に賄賂の一部が渡ってますね。おそらく。
     しばらくするとまたなんくせつけに来ますよ。
     悪いこと言わないので、店は手放したほうがいいです。
     それもできるだけ早く。」

大使館「実質日本人が経営して名義がタイ人のお店や会社って
     いっぱいあるじゃないですか。そういうところに対して
     最近、取り締まりが厳しくなってるみたいなんだよね。
     ここの所、相談が増えてるから。
     この前も美容院経営の日本人が賄賂要求を拒否したら
     強制送還されたって言ってたよ。」

大使館「警察に目をつけられると、大変ですよ。
     大使館員の私ですら、もしパスポート不所持で捕まったら
     どうしようもないですから。 最近、パスポート不所持で捕まるケースも
     多いので、パスポートもしくはコピーを常に携帯してくださいね。」

今は軍事政権なので、軍がおいしいところを抑えちゃって
警察は上納金の額が減っているらしく
小遣い稼ぎに一生懸命なんだろうな。

マットさんから電話があって「店は私が買い戻したいけど、どう?」と。
マットさんは会社の社長であり弁護士でもあって忙しい人なのだが、
「最近は少し落ち着いてきたので店を管理する余裕はありそう」とのこと。

マットさんの推測だと「密告者はミヨちゃんじゃないかな?」と。
ミヨちゃんはマットさんの親友だったが、今では犬猿の仲であり
近くのマッサージ屋のオーナーで、もろ競合相手だ。

結局、店はマットさんからシロウが譲ってもらった額で
そのまま買い戻しされることとなった。

喫茶店はもともとマットさんが経営してた時から軌道に乗ってたけど、
新しくシロウがオープンしたマッサージ屋も
いろいろ問題が起きながらも1年以上掛けて
ようやく軌道に乗ったところだったので手放すのは悲しいが、
マットさんにとってもシロウにとってもこれがいいんだろう。

10月1日付けでシロウは完全にプータローとなった。

従業員たちもオーナーが変わるので不安そうだったが、
なんとかうまくやってほしい。

店はムラさん(シロウの友人の日本人)とマットさん(ムラさんの奥さん)が
2人で管理していくという。
これでムラさんの引きこもり生活も終わるし、
まあ良かったのではないだろうか。

さて、シロウはこれから何しよう。
1ヵ月くらいのんびりして考えるとするか~。

↓タイで商売したい人へ参考情報。
  タイでの名義借りリスクなどについて書いてあります。

http://sabaijaicons.com/papercompanythai.html

https://www.jetro.go.jp/biznews/2014/12/5477bd1746500.html

<一部抜粋>
外国人によるタイ人の「名義借り」が頻繁に利用されている事態に
対応する必要性を強調している。
すなわち、タイ人の名義を借りてタイ国籍者に株を持たせ、
実質的には外国人が全額出資し、

規制対象の事業を営むケースをいかに規制するかという点だ。

※タイでは日本人がタイ人奥さんや恋人、タイ人の知人などに
 名義を借りて会社を興したり、店を経営したりするケースがよくある。
 今回のシロウもそのケース。
 しかし、上記のジェトロのニュースによると今後はそういったケースについて
 取り締まりが厳しくなり、自分が罰せられるだけでなく、
 タイ人の知人にも迷惑を掛けてしまうことになる。
 じゃあ、どうすればいいのか?
 マットさん(弁護士)が入国管理局に問い合わせたところ、
 仮に奥さんが会社や店の名義人だった場合、
 実際に名義人のタイ人奥さんがそこで働いてさえいれば
 日本人が店を手伝う程度なら取り締まりはしない、とのこと。
 ご参考まで。

つまり、タイで日本人が商売するならパートナー(ほとんどの場合、配偶者もしくは恋人)選びが
非常に重要
ってことですな。