タイ行くかい?系の日記
2007年、某大手企業グループの1社に勤めていた36歳シロウが、何を考えたか突然会社を辞め安定した生活を捨てタイへ飛び出した!! 体育会系とは正反対のタイのゆる~い環境でてきと~に書いていきます。気付いたら在タイ9年過ぎてた。


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シロウ

Author:シロウ
12年以上勤めた日本の会社を辞め、現在タイのバンコクで働いています。

けっして体育会系の人間ではありません。
ゆる~いのが好きです。



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在タイ15年の経験値
2月12日(木)

社長が「N社は今後仕事で関わってくるだろうから」と
N社(シロウの勤めてる会社のグループ会社)へ紹介に
連れて行ってくれることになった。

社長と一緒にN社事務所へ。

そこの営業責任者(ハタさん)と社長とシロウの3人で会談。
ハタさんと社長は付き合いが長いらしく、
ざっくばらんな雰囲気だ。

途中で社長が「オレ、この後用事があるんで先に失礼するわ」と
抜けてしまった。

シロウ「ハタさんはタイに来られてどのくらいになるんですか?」

ハタさん「気づいたらもう15年だよ。」

シロウ「15年ですか!長いですね。」

ハタさん「そうだね、今のシロウさんと
     同じくらいの歳で来たからね。」

ということはハタさんは50歳位か。

シロウ「日本へは帰らないんですか?」

ハタさん「う~ん、今のところ帰るつもりはないね。
      女房子供は日本にいるけど『もう帰って来ない』と
      あきらめてるみたい。」

そう言ってハタさんは豪快に笑った。

ハタさん「ところでシロウさんは結婚してるの?」

シロウ「いえ、独身です。」

ハタさん「じゃあ、遊びまくってるでしょ?
      ゴーゴーとかカラオケとか。」

シロウ「来た頃はよく行ってましたけど、
     最近は月1回か2回くらいですね。」

ハタさん「私もカラオケは接待とか仕事でしか行かないな。
      ゴーゴーは全く行かないし。それよりもやっぱり
      素人の子がいいよ。すれてないし、
      お金も掛からないしね。」

おいおい、だんだん話が変な方向に行ってるぞ。

ハタさん「素人の女の子と仲良くなるにはね、デパートの店員か
     コーヒーショップの店員が狙い目だね。」

シロウ「どうしてですか?」

ハタさん「可愛い子を見つけたら、用も無いのに通うんだよ。
     例えばデパートの服売り場の女の子だったら
     服を買うたびに声を掛けるんだよ。
     最初は『これ似合うかな?』とかそんな感じで。
     で徐々に彼女に彼氏がいるのかどうなのかとか探って
     んで頃合を見計らって食事にでも誘えば、
     かなりの確率でデートできるよ。
     だいたい1人の子を落とすのにほぼ毎週、
     10回以上は通うかなあ。」

その後もタイの女の子を落とすテクニックについて
いろいろ話しまくるハタさんであった。

現在は20代後半の子と付き合ってるとのこと。
15年もいれば、いろんなことがあっただろうなあ。

※現在、ハタさんには仕事上いろいろお世話になっている。
 商売にならない面倒なだけのお願い事も快く引き受けてくれて、
 ハタさんには感謝が尽きない。
テーマ:タイ・バンコク - ジャンル:海外情報

金貸し
2月14日(土)
バレンタインデーです。
タイは男が女にプレゼントするのが一般的らしい。

シロウもチョコと素焼きの人形とキャンドルがセットになった
バレンタイ用プレゼントを用意しておいた。

11時にミントちゃんと会う約束をさせられていたのだが、
家を出る直前にミントちゃんから電話が掛かってきた。
「ごめんなさい、1時からに変更してもいい?」
ということで、1時に待ち合わせの地下鉄駅へ。

シロウは5分前に到着。

「まあ、タイ人だし時間通りには来ないだろな。」
と思いしばらく待つことに。

しかし、1時15分になっても現れない。

「待ち合わせ場所が違ったかな?」と不安になり
電話することにした。

ミント「今バスの中です。あと15分くらい掛かりそう。」

もう15分待つことに。

ところが、まだ現れない。

「こんなことなら小説でも持ってくればよかったよ」と思いながら
なおも待ち続ける。

日本だったらコンビニとかで立ち読みして時間潰せるのに
タイのコンビニはタイ語の本ばかりで時間が潰せない。

1時40分を回ったところで、また電話してみた。

シロウ「まだ~?」

ミント「今向かってるけど渋滞に巻き込まれてて。
    あと15分くらいで着くと思う。ごめんね。」

さらに待つ。

時計はもう2時を回っている。
待ち合わせ時間からすでに1時間経過。

通行人の人間観察にも飽きたので
ジン君に電話してみた。

シロウ「暇なんだけど。ミントちゃんがなかなか来なくて。
    もう1時間も待ってるよ。」

ジン君「タイ人ですね~。待ち合わせ時間に電話したら   
    まだ家にいたってのもザラですからね。」

シロウ「あと10分待って来なかったら帰ろうと思うんだけど。」

ジン君「いいんじゃないですか?甘やかすとつけ上がるし。」

あと10分経ったら帰ろうと思ってたのに
結局ミントちゃんが着くまで待ってしまった。

「ごめんなさい。遅くなって。渋滞がひどくて。」

ミントちゃんが着いたのは結局2時半。
待ち合わせから1時間半遅刻。
我ながらよく我慢したもんだ。

腹減り過ぎなので、さっそく食事。
食事の時にプレゼントを渡した。

ミント「ありがとう。可愛い~。これ高いんじゃないの?」

シロウ「いや、そんなでもないよ。」

ミント「1000バーツ(約3,000円)くらいかな?」

シロウ「どうだろうね。」

ほんとは150バーツ(約450円)しかしなかったのだが。

デートコースはミントちゃんにお任せ。

ウインドウショッピングに付き合う。

そして公園のベンチで会話。
と言ってもミントちゃんが一方的に話しまくってるだけだけど。

ミントちゃんが突然、申し訳なさそうに
「お願いがあるの」と言う。

ミント「会社辞めてから、生活費が苦しくて。
    お金を貸して欲しいの。」

シロウ「いくら?」

ミント「できれば1000バーツ。ダメ?」

ジン君から「タイ人にお金貸すときはあげるつもりで貸さないと
ダメですよ。オレの経験では回収率は30%位ですね。」と以前
聞いたことがあったので、ちょっと迷ったがあげるつもりで
貸すことにした。

シロウ「いいよ。はい、1000バーツ。」

ミント「ありがとう。今月末に実家から仕送りがあるから
    その時に返すね。」

はたして1000バーツ(約3000円)は返ってくるだろうか?

続く。。。
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食べ物の恨み
前回の続き。。。

公園にいると薄暗くなってきたし、
8時からレックちゃんと食事の予定があるので
帰ろうとした。
するとミントちゃん、またもシロウのアパートに付いて来たがる。

シロウ「いや、今日もし来たらマジで襲うよ。」

ミント「そしたら蹴っ飛ばす。(笑)」

シロウ「それでも力ずくでやっちゃうよ。今日は帰ろう。ね?
    俺明日ゴルフで朝早いし。」(←ウソだけど)

ミント「分かったよ。アパートに着いたら電話してね。」

シロウ「うん。じゃあ。」

駅でミントちゃんをなんとか振りきりアパートヘ。

8時にレックちゃんがアパートに来た。
ふう、間に合って良かった。

レックちゃんにチョコレートをもらった。
レックちゃんとは日本式のバレンタインデーだ。

↓レックちゃんからもらったチョコ
IMGP1458.jpg

この日、レックちゃんはお泊り。

翌日(2月15日)、11時に起きて食事へ。

シロウ「何食べたい?」

レック「なんでもいいよ。」

シロウ「じゃあ、トムセープでも食べようか?」

レック「え?トムセープ、近くに食べられる所あるの?」

シロウ「あるよ。好きなの?」

レック「うん、大好き。」

※トムセープとは・・・すっぱ辛いさっぱりした味で
             牛の臓物や香草などが入った
             具だくさんのスープ。
             店によって入ってるものや味が若干違う。

お店についてレックちゃんが注文。

レック「おなか空いた~。トムセープ、早く来ないかな。」

そしてトムセープが運ばれてきた。

レック「いただきま~す。」(←うれしそう)

しかし、、、
一口食べてみるみる顔が変わっていく。

レック「これ、豚じゃなくて牛じゃない?
    豚って注文したのに、どうなってんの?」

レックちゃんは牛は食べられないのだ。
(※レックちゃんだけじゃなく牛が食べられないタイ人は多い)

店の人にクレーム。

しかし店の人は「豚とは聞いてない」の一点張り。

事態が収拾しそうもないので、
「分かったよ、追加で豚を注文しよう。」とシロウが提案したが、
レックちゃんすでにヘソを曲げていて「もういい」と。

この後、ずっと機嫌が悪かった。

部屋に戻ってしばらくしてもまだ機嫌が直らないので
「まだ怒ってんの?」と聞くと
「だってトムセープ食べたかったんだもん」と。

食べ物の恨みは怖い。

夜はムーガタへ。
レックちゃん、怒って昼食ほとんど食べてなかったので
食べ放題のムーガタはちょうど良かった。

レック「う~ん、お腹いっぱい。もう食べられないよ~。」

お腹いっぱいになってようやく機嫌も直った。

やれやれ。
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日本の友達の上司と飲み
2月17日(火)、レックちゃんは
チェンライからバンコクへ仕事で来ている
友達連中と食事とのこと。
そのうち2人はシロウも会ったことがある人で
シロウも誘われたが、
「友達だけのほうが皆も気を使わずいいだろう」と断った。

「終わったらあなたのアパートに行くから電話するね。」
とのことだったが、
夜11時になっても電話が来ない。

「せっかく盛り上がってるのに電話で邪魔しちゃ悪いよな」
と思い、夜12時までは待つことにした。

12時を過ぎたところで、レックちゃんに電話。
すると、聞きなれない女性の声で「あ?シロウさんですか?
レックちゃんお酒飲みすぎて潰れちゃったから
今日は私の部屋に泊まらせますね。」とのこと。

レックちゃん普段はお酒飲まないんだけど、
飲みだすと止まらないからな~。

2月18日(水)、夜レックちゃんが遊びに来た。

レック「昨日はごめんね~。ずっと待ってたんでしょ?
    もうしばらくお酒飲まないから。」

別に飲んでもいいのに。ほどほどならね。

2月19日(木)、マイミクのともざわの上司(川上さん)が仕事で訪タイ。

事前にともざわから
「川上さんにシロウの連絡先教えていい?
タイ初めてなんで、もしかしたら連絡あるかも」と
メールが来ていた。

そして、川上さんからシロウ宛に連絡があり、
一緒に食事をする約束をしていた。

シロウとしては「せっかくタイに単身で来るんだから、
ゴーゴーとかカラオケに連れて行っておねえちゃんを
お持ち帰りさせよう。ネタとしてはレディーボーイだと尚良し。」
という企みがあった。

待ち合わせ場所に5分前に到着してしばらく待つが来ない。
「日本人だし、そんなに遅れるはずはないよな~」と思って
電話をしてみたら、川上さんが電話に出た。

川上さん「今○○っていうスポーツ店の前にいるんですが、
     ここがどこだか良く分かりません。」

焦ってる口調だ。

シロウ「そうですか。ここから歩いて5分くらいなので
    そこで待っててください。今行きますので。」

現場に行くと、不安そうにキョロキョロしてる川上さんが見えた。
事前にともざわから顔写真を送ってもらってたので
すぐに川上さんだと分かった。

川上さん「タクシーの運ちゃんが
     『渋滞だからここで降りろ』って言って
     手前で降ろされちゃったんですよ。」

タイでは珍しいことではない。
でもタイ語が話せない外国人を途中で放り出すなんて
不親切極まりない。

「辛いものは平気」とのことなので、
普段シロウが行くタイ料理レストランより
ワンランク上のタイ料理レストランへ。

ビールを飲みながら会話。

共通の知り合いが「ともざわ」なので
自然と「ともざわ」の話題が多くなる。
ともざわの新入社員時代の話や社内での様子など
面白い話がいっぱい聞けた。
本人の名誉のため、ここには書かないけど。

川上さんはとても気さくで感じがよく、楽しい人だった。
言葉の端々にともざわへの愛情も感じることができた。
いい上司だな~。
ともざわ、上司に恵まれたね。

ビールも進み、川上さんもいい感じに酔ってきたので、
「この後どうします? 踊ってる水着のおねえちゃんを見ながら
飲めるゴーゴーバーとか日本のキャバクラみたいなカラオケも
ありますよ。」

・・・・・。

すみません、この続きを書こうとしたら日記が破れて
無くなっていました。
シロウの記憶も飲みすぎたみたいで
ここから先が消失。。。
思い出したら書きます。
たぶん30年後位に思い出すような気が。。。

川上さんへ
いろいろ話ができてとても楽しかったです。
ご馳走までしていただきましてありがとうございました。
またぜひタイにいらっしゃってください。
                             シロウ

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両親2度目の訪タイ
2月20日(金)、オームちゃんから夕方4時ごろ
着信履歴が残っていた。

シロウはその時、お客さんと打ち合わせ中だったため
気づかなかった。

2ヶ月間何の連絡も無く、突然何の用だろう?
考えられるのは昨日の2月19日がオームちゃんの
誕生日だったということくらいだが。。。

「大事な用があるならまた電話してくるだろう」と思い
こっちからは電話しなかった。

昨日の夜から両親がタイに旅行に来てるので
お客との打ち合わせが終わってから、
両親の泊まっているホテルへ直行。

会うのは久しぶりだが、変わらず元気そうで安心した。

日本から持って来てもらった本や
ワイシャツなどを受けとる。
(あらかじめタイから通販で買って
 実家宛に送っておいたもの)

「タイ料理が食べたい」というので、タイレストランへ。

両親ともシロウより、辛いものが好きだったが
「辛い辛い。」といいながら食べている。
シロウはあんまり辛いと感じなかったので、
タイに来てから鍛えられたんだろう。

2月21日(土)、1日中両親のアテンド。

ウイマンメーク宮殿、チットラダー宮殿、国立博物館、
カオサン通り、中華街、ジョールイスシアター等へ行った。

ジョールイスシアターのあるルンピに公園で夕食をとったのだが、
シロウのタイ語が全く通じず。
しょうがなく、英語で注文。
両親から「1年もいてタイ語この程度か」みたいな
冷たい視線を感じた。
それもそのはず、そのウエイトレスはフィリピーナだったのだ。
疑惑が晴れて良かった。

ジョールイスシアターの人形劇はタイの伝統芸能だ。
日本でいうところの歌舞伎みたいなもんだろう。
ストーリーはよく分からなかった。
両親は「見れて良かった」と言ってたが、
シロウのお勧めだったので気を使ったのだろう。
タイに長く住んでるのであれば1度は見ておいたほうがいいと思うが
旅行者には特にお勧めはしない。

そういえば、昼食時に腕に巻いてあるミサンガに母が気付き、
「これどうしたの?」と聞かれた。

↓ミサンガをレックちゃんに付けられた時の過去日記はこちら
http://thaiikukaikei.blog20.fc2.com/blog-entry-292.html

正直に「彼女に付けてもらった」と応えた。

母「え?彼女いるの?日本人?」

シロウ「いや、タイ人だよ。」

父「そりゃ、1年もいれば彼女の1人や2人いるだろう。どんな子?」

シロウ「目が2つあって、鼻と口は・・・。」

母「仕事は何してる子なの?」

シロウ「普通のOLだよ。」

母「ご両親は?」

シロウ「父親が元警察官で今は年金生活、母親は主婦だよ。」

父「かわいいのか?写真は?」

シロウ「そんな気になるんだったら、明日一緒に飯でも食う?
    彼女の都合があえばだけど。」

父「いいねえ、シロウの彼女がどんな子かみたいねえ。」

母「う~ん、でもちょっと不安。。。」

夜レックちゃんに電話。
「今両親がタイに来てるって話したと思うけど、
 明日一緒に飯でも食う?」

レック「え?いいよ~遠慮しとくね。」

シロウ「一緒に居るのは夕食の1時間だけだから平気だよ。
    特に用事ないんでしょ?」

レック「特に用事はないけど。。。ホントにいいの?」

シロウ「うん、親も会いたがってるし。ぜひ。」

レック「分かった。どんな格好していけばいいかな?」

シロウ「普段着でいいよ。じゃ、明日の朝また電話するから。」

明日へ続く。。。

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ご対面
前回の続き。。。

2月22日(日)、朝レックちゃんに電話。
「夕食、タイスキにしようと思うんだけどどうかな?」

レック「うん、いいと思うよ。ドキドキして眠れなかったよ。
    ご両親はやさしい?」

シロウ「うん。心配しなくていいよ。
    じゃあ夕方また電話するからすぐ出れるように
    準備しといてね。」

両親が「お土産が買いたい」というので
チャトゥチャック市場へ。

午前中だというのに既に暑い。
汗まみれになりながら迷路のような市場
行ったり来たり。

親父とシロウは、好き勝手に歩き回る母に
はぐれないように後ろをただ付いていくだけ。
時々雑貨を手にとっていじったりしていたが、
結局何も買わず。

母「ここ、安いんだけど品質がイマイチなのよね~。」
ということで、サイアムパラゴン(デパート)に行くことに。

デパートの雑貨売り場でようやく母親の気に入ったものが見つかって
タイ風のおぼんやハーブの石鹸等を購入。

夕方、レックちゃんに電話してタイスキの店の前で
待ち合わせ。

時間通りにやってきた。

レック「どうもこんにちは。初めましてレックです。」

両親とレックちゃんとシロウの4人で食事。
レックちゃん、あまり食べずおとなしい。

父「シロウのどこが気に入ったの?」

レック「やさしいところです。」

父「日本食とか食べられるの?」

レック「日本食好きです。シロウさんに時々
    連れて行ってもらってます。」

父「レックちゃん、日本語上手だねえ。」

レック「ありがとうございます。」

親父とレックちゃんばかりが話していた。
母は話そうとしない。 レックちゃんのことが気に食わないのだろうか?

食後、両親はもう日本に帰るのでホテルへ。
ホテルから空港への送迎車があるのだ。

両親を見送り、レックちゃんと2人になった。

シロウ「おとなしかったね。」

レック「ずっとドキドキしてたもん。やさしそうなご両親ですね。」

シロウ「親父とばかり話してたね。」

レック「うん。。。お母さんともう少し話したかったな。」

※後日、母からメールが来て
 「レックちゃん、よく気が利くし感じがいい子だね。
 会って安心しました。」という内容だった。
 このことをレックちゃんに伝えたらとても喜んでいた。
 良かった。良かった。
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たかられるシロウ
2月26日(木)、レックちゃんに13,000バーツ(約3万9千円)渡した。
4月のソンクランの連休にレックちゃんの実家へ一緒に行くための
2人分の航空券代だ。
昨年も行ったのだが今年も行く。
楽しみだ。

その後、レックちゃんが「毎月3万バーツお小遣いちょうだい」と
言ってきた。
3万バーツ(約9万円)は大金である。
さっき飛行機代を渡したばかりだというのに。

シロウ「突然何言ってんの?それ本気?」
ちょっとムっとして聞き返した。

レック「一緒に住んで掃除とか洗濯とか毎日するし
    食事も用意するから。」

オームちゃんは月8000バーツ(約2万4千円)の給料で
家賃とか生活費全部まかなっていたのに。
しかもうちの会社の大卒のタイ人でさえ
給料は15,000バーツ(約4万5千円)ももらっていない。
皆それで生活しているのだ。
レックちゃん、シロウの部屋に一緒に住むってことは
家賃もかからないしレックちゃん自身の給料もあるのに
なんでさらに3万バーツも必要なのか理解できない。

シロウ「なんで3万バーツも必要なの?
    うちの会社の大卒のタイ人だって
    15,000バーツももらってないのに。」
ちょっと怒った口調で言った。

レック「今の話は冗談だから。忘れて。」

レックちゃんは「冗談」だとごまかしていたが
きっと本気だったんだろう。
なんとなく雰囲気が悪くなって、
レックちゃんはシャワーを浴びた後
「今日は帰るね」と言って帰って行った。

2月28日(土)、ミントちゃんと一緒に夕食。
突然呼び出されたのだ。

ミント「新しい就職先が決まったの。」
うれしそうに言うミントちゃん。

シロウ「あれ?司法書士の勉強するから
    会社辞めたんじゃなかったっけ?」

ミント「ああ、あれは表向きの理由。ほんとはね、
    シロウさんが『社内の女の子には興味ない』って
    言ってたじゃない?だから会社辞めたんだよ。」

シロウ「え?」

びっくりするシロウ。

ミント「冗談、冗談。そんな困った顔しないで。
    ただ前の職場に飽きただけ。」

恐ろしいこと言うな~、この子は。

その後は、いつものように雑談が続く。
しばらくミントちゃんが話しまくっていた。

ふとミントちゃん真剣な表情になった。

ミント「私、前の彼氏がどうしても忘れられないの。」

シロウ「・・・・・。」

ミント「でね、シロウさんとはギックになりたい。いい?」

※ギックとは・・・タイ語で友達以上恋人未満の関係。

シロウ「ああ、ギックね。いいよ。」

ミント「ありがと、これからもよろしくね。」

帰り間際にミントちゃん、
「借りてた1000バーツ、ほんとは今日返したかったんだけど
 もう少し待ってもらっていい?初任給が出たら返すから。
 お願い。」

シロウ「あ、うん、いつでもいいよ。」

※ミントちゃんと会ったのはこれを最後に
 その後会っていない。(6月10日今日現在)
 4月上旬までは頻繁に電話が掛かってきたのだが、
 それ以降徐々に減っていき現在はしばらく連絡とっていない。
 週休1日の会社でとても忙しいらしい。
 まあ、1000バーツ(約3000円)は帰ってこないでしょうね。
 就職祝いとしてあげたと思うことにしよう。

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まだ死ねない
3月1日(日)夜、マツさんからアパートの内線で
電話が掛かってきた。

※マツさんは日本で社長をやっており
 車8台を所有するお金持ち。(趣味が外車収集)
 自宅は3階建てでエレベータ付き。
 (↑マツさんの友達のミーさんからの情報)
 年に数回タイと日本を行ったり来たりしている。
 シロウが使っているゴルフのアイアンセットは
 マツさんのお下がり。
 よく食事をご馳走してくれるが、
 最近はマツさんと付き合ってる時間がもったいなくて
 距離を置くようにしている。

マツさん「や~どうもシロウ君。今、部屋にすごい可愛い子が
     遊びに来てるんだけど、シロウ君も来ない?
     ちょっと誰かに自慢したくて。ハハハハ。」

シロウ「分かりました。行きます。」

同じ階なので1分後にはマツさんの部屋へ。

マツさん「シロウ君、見て見てこの子どう?」

20代前半くらいだろうか、
たしかに可愛い子がソファーに座っていた。
でもシロウのタイプではない。
マツさんとは何度もカラオケとかゴーゴーへ一緒に行ってるが
女の子が1度もかぶったことがない。
タイプがかぶらないというのは、取り合いになることもなく
非常にいいことである。

シロウ「可愛いですね~。どこで見つけてきたんですか?」

マツさん「テルメだよ。こんな可愛い子もいるんだね。」

※テルメは喫茶店の名前。夜になるとナンパ待ちの女の子が
 多数集まることで有名。
 女の子の目的はずばり体を売ってお金を稼ぐこと。

シロウ「こんにちは。お名前は?」

女の子「ダオです。」

シロウ「ダオちゃんね。あ~、だから星型のイヤリングしてるんだ。」

ダオ「そうなんです。」

※ダオはタイ語で「星」という意味。

マツさん「この子、セブンイレブンの店員だって。」

マツさん「ダオちゃん、シロウさんに友達紹介してあげて。」

ダオ「いいですよ。可愛い子いっぱいいますよ。」

後は、適当に雑談して部屋に戻った。

シロウ「じゃあ、失礼するんで後は楽しんでください。」

やっぱり時間がもったいなかったな。


3月2日(月)、くぼっちさん(マイミク)の友達のTINAさんから
メールが来ていた。
「週末、タイへ行きます。」とのこと。
だが、シロウは週末ラオスへ出張だ。
その間に何も問題が起きなければいいけど。

3月3日(火)、日本時代の会社友達のはっちゃんから
「●●さんが亡くなった。」とメールが来ていた。
非常に残念極まりない。
まだ若いのに。。。
まだまだやりたいことがいっぱいあっただろうに。。。

シロウは世界中を旅行するという目標があるので
まだ死ぬわけにはいかない。
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ラオスへ出張
3月7日(土)、ラオスへ出張。
朝3時起き。

ドンムアン空港からウドンタニーへ
ノックエアーにて。

ウドンタニーで協力会社の人と合流して、
車で陸路にてラオス入り。

行くだけで疲れた。

午後一で仕事が終わったので、日帰り。
貴重な土曜日が潰れてしまった。
しかも海外出張手当は1泊しないと出ないのだ。
タダ働きかよ。。。

3月8日(日)、ソフトボール大会。
前回、前々回の大会で連敗している宿敵タイ人チーム
1回戦からいきなり当たってしまう不運。

しかし3度目の正直で、今回初勝利。

そこでエネルギーを使い果たしてしまったのだろうか
準決勝、3位決定戦で連敗。
結局4位。

シロウ個人としても守備、攻撃ともいいところがなく
不完全燃焼の大会だった。

3月13日(金)、ミントちゃんから電話。

ミント「引っ越したので、来週日曜にでも
    新しいアパートに遊びに来ない?」

シロウ「ソフトボールがあるから夕方からでもいい?」

ミント「うん、OK。」

※結局この約束は後日ミントちゃんから
 キャンセルされて無くなった。

3月15日(日)、午前中に行きつけのマッサージ屋のお姉ちゃんと
よく行く飲み屋のお姉ちゃんからそれぞれ電話があった。
「今日休みだから、どっか遊びに連れてって。」

一緒に遊びたかったが、今日は夕方からラオスへ
1泊出張に行かなきゃいけない。
よりによってこんな日になんで2人とも休みなの?

今回はタイ航空にてラオスへ。
タイ-ラオス便なのに日本語の新聞が置いてあるし
1時間のフライトなのに機内食も出た。
快適。

泊まるのは客先近くのゲストハウス。
1泊500バーツ(約1500円)と安いが、
きれいでバスタブも付いてるしエアコン、テレビもあり
文句なし。
IMGP1485.jpg
IMGP1486.jpg
IMGP1487.jpg

しかも、受付の女の子がとても可愛かった。
もしまたラオスへ出張する機会があったら
ここに泊まろう。

仕事が終わってから会社のタイ人と
客先のラオス人達と食事。
会社のタイ人、ラオスではモテモテである。
ラオスでは普通にタイのテレビが放送されているので
言葉も通じるし。
※ラオス語とタイ語はよく似ている。
ラオス人から見るとタイ人はお洒落でお金持ちに
見えるらしい。
ラオスの子はスレてなく、皆可愛らしかった。
シロウの隣の席に座ったラオスの子(ニットちゃん)も可愛くて
その子とずっと話をしていた。

会社のタイ人の手前、手を出すことはしなかったけど
機会があったらデートしたいなあ。
テーマ:タイ・バンコク - ジャンル:海外情報

ついにこの時が。。。
3月22日(日)、ソフトボール。
いつもは20人近く集まるのに今日は8人だけ。
大会直後ということで気が抜けてしまったのか?

夜、レックちゃんと会う。

レック「11月にチェンライに帰ることにしたよ。
    もうバンコクには戻らないよ。」

ああ、ついに来てしまったのか、この時が。

以前からレックちゃんに
「お金が貯まったら実家近くに家を建てる。
で美容室をするのが夢なの。」と言われていた。

シロウ「もうお金貯まったの?」

レック「まだちょっと足りないけど。。。
    もうちょっとで貯まるの。」

シロウ「ずっとバンコクにいて欲しいんだけど。」

ほんとは、これは言ってはいけない言葉というのは分かっている。
シロウだっていつかは日本に帰るだろうし。
レックちゃんの夢をシロウの都合で
邪魔しちゃいけないってことも。。。

レック「ごめんね。レックもずっとあなたとは
    一緒にいたいんだけど。。。」

シロウ「うん、わかってる。無理言ってごめん。」

レック「それでね、私の友達にエーちゃんって子がいるの。
    性格もよくて可愛いよ。私と違ってまだ24歳と若いし。
    もし良かったら紹介したいんだけど。
    あなたが幸せになってくれれば私も幸せだから。。。」

シロウ「やめてよ。レックちゃんがいない幸せなんて
    今は考えられないよ。」

レックちゃんは既に土地を持っているので
後は住宅建築費だけが必要。
レックちゃんの田舎のチェンライでは
50万バーツ(約150万円)もあれば
2LDKの家が建てられるという。
日本のサラリーマンだったら1~2年もあれば貯められる金額だ。
でもタイ人にとっては大金で、生活を切り詰めて
何年もかかってやっと貯められるのだ。

レックちゃんがずっとずっとこれを目標にがんばってきたのを
知ってるので応援してあげたいが。。。

悲しすぎる。

レックちゃんと一緒にいられる時間・・・残り約8ヶ月。
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セクハラ?
3月24日(火)、またもラオスへ出張。

今回はラオス在住のミヨさんに会えたらいいなと思い
メールをしたのだが、返事来ず。

生きてるの?

残念なことに前回泊まった受付の子が可愛いゲストハウスは
満室のため断られた。
がっくり。
受付の子がシロウのことを覚えててくれたのは
ちょっとうれしかったけど。

別のホテル(1泊600バーツ朝食付き)に泊まることに。

仕事が終わってから、お客さん達と食事。
前回お気に入りのニットちゃんも来た。
またもニットちゃんとずっと話をしてた。
食事の後、ニットちゃんとどこか行きたいな~と思ってたけど
普通に解散してニットちゃんも帰って行った。
明日、なんとか電話番号ゲットしたいが
ガードが堅そうだな。

夜、部屋でニュースを見ていたらイチローがヒットを打って
日本チームが大騒ぎしているのが写った。
どうやら日本代表がWBC優勝したらしい。
海外で働く身として、日本人が海外で活躍するのを
見るのは非常にうれしいことだ。

3月25日(水)、仕事が終わりまた皆で食事でも
と思っていたが(ニットちゃん目当てだが)、
この日は仕事が終わるとニットちゃんは帰って行った。あ~。

飛行機の時間までまだ余裕があったので
ラオスマッサージを受けることに。
担当の子がとても可愛かった。
もしまた機会があったらこの子を指名しよう。

3月27日(金)、会社の創立記念パーティー。
飲み食いしながら抽選会があって1等賞品はなんと
シャープの32インチ液晶薄型テレビ。

ほ、ほしい。

他の賞品はフライパン、扇風機、金のネックレス、自転車など。

シロウはアイロンが当たったが既に持ってるので
「もう1度くじを引きなおして、当たった人にあげて欲しい」と言って
受け取りを拒否した。

引き直しのクジは他の部署のタイ人の女の子に当たった。
喜んでくれてたので、良かった。

抽選が進むにつれ賞品がどんどん無くなっていく。

隣の席に座っていたポムちゃん、「何にも当たらな~い」と
いじけ気味だったので「きっとあのTVがあたるよ」と慰めていた。
そして、最後のくじ引き。。。

なんと1等がほんとにポムちゃんに当たってしまった。

「キャー!!」と言いながら鳥のように手をパタパタさせながら
ステージへ飛んで行った。

ポム「シロウさんの言ってたとおり、ほんとに当たったよ!!」

大興奮のポムちゃん。
良かったね。

同じ部署のポイちゃんは
「シロウさん、私何も当たらなかったよ。悲しい。」と
落ち込んでいたので、頭をなでなでして慰めてあげた。

日本だったらセクハラ? いや、ぎりぎりセーフか?
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食べ放題連チャン
3月29日(日)、ジン君と一休と399バーツ(約1,200円)で
日本食が食べ放題の店へ。

日本人がたくさんいた。

ご飯もの、麺類は美味しくなかったが、スシはまあまあ。
他の料理は美味しかった。

食いすぎて歩くのが辛いほど。

3月30日(月)、レックちゃんと355バーツ(約1000円)で
日本食が食べ放題の店へ。

2日連続食べ放題だ。

大学の近くのなので大学生がいっぱいいた。

昨日の店に比べて、全体的に味は劣る。

レックちゃん、大好物のサーモンの刺身を
食いまくっていた。

レックちゃん、今はぽっちゃり気味の体型だが
そのうちデブになっちゃわないだろうな?

3月31日(火)、一休から電話が掛かってきた。
「メシ食い行こう」とのこと。

アパートの近くの屋台へ。

一休「今日は飲まないとやってられません。」

シロウ「どした?」

一休「ジェーンと別れました。」

シロウ「なんで?」

一休「最近ジェーンが会う約束をしても
   キャンセルすることが多くなったんで
   『オレは恋人か?それとも友達か?』と訊いたら
   『友達』だと。そんで頭にきたので
   別れることにしました。」

シロウ「ふ~ん、『友達』ねえ。」

一休「週末、洋服とか私物を取りに来ることになってます。」

シロウ「そん時にやりなおす話をしてみたら?」

一休「いや、もういいんです。あいつのことは。」

シロウ「分かった。今日はとことん付き合うよ。」

食事の後はジン君も呼んで3人でカラオケへ。

一休を慰めた。

それにしても一休回転が速すぎるな。
シロウがタイに来てから本命彼女と既に2回も別れてるよ。

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離婚話スタート
2009年3月31日までの日記を公開し終え
ちょうどキリがいいので、たまには日本時代の話題でも。

まだ記憶があるうちに「離婚の時のこと」を
書いてみたいと思う。

智紗との出会いは、大学時代のテニスサークルだった。
ただのサークルメンバーの一人で
特に意識したことも無かった。

それが、あの1本の電話から2人の関係が
大きく変わっていった。

シロウはサークルの主要メンバーの1人で、
サークルのメンバーのうち数人は
出欠連絡をシロウにしてきていた。
そのうちの1人が智紗だった。

その日シロウは風邪をひいていて声が出ない状態だった。
智紗から電話があった。
たぶんサークルの出欠連絡か何かだったんだろう。

シロウ「も・し・も・し」(←かすれ声。)

智紗「どうしたんですか?声が変ですよ?」

シロウ「風邪を・ひい・て・て・あ~・声が・・・」

智紗「大丈夫ですか?」

シロウ「だい・じょ・うぶ・だよ」

智紗「食事とかちゃんと食べてます?」

シロウ「そ・と・に・出るのが・つら・いん・で
    とりあえず・カップラーメン・と・か」

智紗「ちゃんとしたもの食べないと治らないですよ。
   これから持って行くんで食べてください。」

こんな電話内容だったと思う。

都内の杉並から埼玉のシロウの部屋にわざわざ
バイクで高速道路を飛ばして来てくれた。

食材を買ってきて、シロウの部屋で料理するという。

見てるとかなり危なかしい手付きで「大丈夫かな?」と
思って見ていたが、料理はおいしかった。
その時のメインは今でも覚えていて、
カジキマグロのソテーだった。

「明日も来ますね。」そう言って智紗は帰って行った。

そして次の日も智紗は料理を作ってくれた。

よく覚えていないが、なぜか
シロウの部屋に泊まることになった。
その夜は特になにも起きなかった。

風邪はなかなか良くならず。
智紗はもう1泊することになった。

どういう流れでそういうことになったかよく覚えてないが、
布団の中でくすぐりあったりしてじゃれあっていた。

シロウ「風邪うつしちゃおうかな」

そう言って智紗に軽くキスをした。

その後は自然の流れで、男女の関係になってしまった。

これが智紗と付き合い始めたきっかけだった。

続く。。。


埼玉→富山→新潟→千葉
前回の続き。。。

時は流れ、シロウは埼玉の大学を卒業しサラリーマンとなった。
入社後半年間は富山で研修と決まった。
遠距離恋愛のスタートである。

智紗が時間の許す限り富山まで来てくれて
シロウ達の関係は続いた。

半年間の富山研修が終わり正式な勤務地が決まった。

なんと新潟。

当時、研修先のブロックでは気に入った新入社員を
1人ブロックに残してもいい、という暗黙ルールがあって
北信越ブロックで研修を受けた4人のうち
シロウ1人が残されることとなった。
事前に北信越ブロックの人事部長から
「おまえは北信越に残るんだぞ」と言われてて、
冗談だと思っていたら本当にそうなってしまったのだ。

人事部長に気に入られなかったら、
関東に戻れたかもしれなかったのに。

遠距離恋愛は続く。。。

しばらく新潟と東京を行ったり来たりしていた智紗だったが
新潟に仕事を見つけ就職してしまった。
同棲生活のスタート。

思えば智紗との関係は、この時が一番良かったと思う。
お互い会社の人くらいしか知り合いがいないので
いつも週末は2人でいっしょに公園へ行ったり釣りに行ったり
スキーに行ったり。

新潟の冬は辛く厳しかったが、
いつも智紗と一緒にいることができて幸せだった。

シロウは「30歳くらいまでに結婚できれば」と思っていたのだが、
相手の親からの軽いプレッシャーもあり、
責任を取って結婚することに。

26歳の時のことだった。

結婚式は都内で。
新潟から会社の上司も招いた。
永遠の愛を結婚式で誓ったのだが。。。

結婚して約1年後(新潟在住3年3ヶ月)、
シロウの東京本社勤務が決まった。
念願叶って関東へ帰ることができたのだった。

新居は千葉県船橋市へ。

今思えばうれしかったはずのこの転勤が
離婚へ大きな影響を与えることになった。

智紗はシロウの転勤に合わせ仕事を辞め、専業主婦となった。
専業主婦は暇である。

当時、智紗は25歳であった。
智紗の地元である東京の友達連中はまだ結婚しておらず
友達と一緒に遊ぶため外出することも多くなった。

シロウはシロウで、毎日の満員電車通勤と
慣れない本社勤務で疲れ果てていた。

土日は家でのんびりしたいシロウと、
普段暇で遊びに行きたがる智紗。
少しずつお互いの距離が遠くなっていったのかもしれない。
とはいえ、毎日シロウに愛妻弁当を持たせたりと
家事はしっかりしていた。

そしてある休みの日のこと。

智紗は「友達の引越しの手伝いをしなきゃいけなくなっちゃった。
夜遅くなるよ。もしかしたら徹夜作業になるかも。」と言って
出掛けて行った。

普段、シロウは家のパソコンに全く手を触れなかったのだが
「智紗もいないし暇だなあ。パソコンでもいじって遊んでみるか。」

パソコンをいじってるうちに
とんでもないものを見つけてしまったシロウであった。

ん?

な、なんだこれは!?

いったいどういうことなんだ!?

続く。。。


浮気の証拠
前回の続き。。。

ん?

な、なんだこれは!?

いったいどういうことなんだ!?


智紗と見知らぬ男とのメールのやりとりが大量に。
しかも1人ではなく複数だ。

男A「智紗ちゃん、今度いつ会えるの?」

智紗「●月●日はどう?旦那にはうまく言っておくから。
   全然疑ってないみたい。」

また他の男とも、、、

男B「やっと会えるんだね。」

智紗「旦那には『引越しの手伝いする』ってことにしてあるわ。」

今日のことじゃん!!

過去のメールのやりとりを読んでいくシロウ。

男Bはどうやらネットで知り合った大学生のようだ。
しかも盛岡在住。
ということは新幹線で行ったのか?

裏づけを取るため銀行通帳を見ると
数日前に6万円が引き出されている。

旅行費用か!

まさか、まさか、智紗が浮気していたなんて!

今まで微塵も想像したことがなかった。

シロウは毎日満員電車で通勤し疲れ、
仕事は締め切りに追われ、
ストレスが溜まりまくっているというのに!

しかもシロウの月の小遣いは2万円で、
タバコの本数を気にしたり、同僚との飲みも控え、
趣味の釣りとか野球観戦にはあまり使えず
我慢した生活を送っているのに!

「将来は家を建てるためにがんばって貯金しましょう。」
という智紗の言葉を信じて頑張っていたのに、
自分は男との浮気で6万円かよ!

怒りが込み上げてきた。

とりあえず浮気の証拠となるメールを全てフロッピーディスクへ保管。
怒っていても意外と冷静に行動する自分が怖い。

あとは智紗が帰ってきてからどうするか、だ。
その日の夜は眠れなかった。

翌日夕方、智紗が帰ってきた。

智紗「ただいま~、ふ~疲れた。」

シロウ「お帰り、お疲れ様。」

彼女を注意してみると、引越しの手伝いにしては
ちょっとお洒落すぎる。

すぐにでも聞きたい気持ちを一生懸命落ち着かせるシロウ。
夜、彼女の母親と一緒に3人で食事をする約束になってたので
それまでは普段どおり過ごそう。
話を切り出すのはその後、2人きりになってからだ。

3人で食事。
当然、食欲なんかあるはずもなく
ほとんど食べれなかった。

帰り道、智紗が「今日は元気ないね?どうしたの?」と聞いてきた。

シロウ「分からないの?自分の胸に聞いてみな。」

その後、沈黙が続く2人。

家に着いて智紗が先に口を切った。

智紗「さっきのこと、どういうこと?」

シロウ「分からないの?オレは全部知ってるんだ。
    そこに座って正直に話せ。」

智紗「なんのことか分からないんだけど。」

シロウ「昨日からどこ行ってた?正直に話しなさい。」
智紗の表情が変わっていくのが分かる。

智紗「昨日は友達の引越しの・・・」

シロウ「うそつけ! 正直に話せと言ったろう?」

そして智紗は覚悟したのかゆっくりと話し始めた。

続く。。。


別居生活
前回の続き。。。

智紗は昨日のことについてゆっくりと話し始めた。

盛岡に行って男と会っていたこと、知り合ったきっかけは
オンラインゲームとのこと。
どういうゲームかというと、
オンライン上で仮想の学生生活を送って
部活をしたり恋愛をしたりするというもの。
ゲームの中で恋人同士になった彼と
実際に会ってみたくなったらしい。

智紗は「でも、彼とは何もしていない」と言った。

シロウ「昨日以外にも他にも男と会っていただろ?
    そのことについても全部話して。」

智紗「どうしてそんなことまで知ってるの?」

シロウ「いいから、話しなさい。」

智紗は覚悟を決めたのか、話し始めた。
すると、出るわ出るわ、シロウが持っていた情報以上のことが。
他に定期的に会っていた男が2人。

智紗の話しをずっと黙って聞いていた。

智紗「ごめんなさい。。。」

シロウ「立て!目をつぶって歯をくいしばれ。」

智紗の顔をビンタした。

「ワーッ」と泣き崩れる智紗。

シロウ「オレの心はもっと痛い。」

智紗「実家に帰ります。」

シロウ「こんな時間から危ないだろ?興奮してるから
    事故るかもしれないし。」

智紗「だいじょうぶ。今日はここにはいれない。」

智紗は車のカギを持って出て行った。

1999年のゴールデンウィーク頃のことである。

数日後、会社から帰ると夕食が用意されていた。
そして置手紙も。
「しばらく実家にいます。」と。

智紗の洋服の大部分が無くなっていた。

週に1回ほど智紗はシロウが会社に行ってる間に部屋にきて
掃除や洗濯をしていた。

智紗がきちんと謝ってきたら、
「全てを許してまた一からやり直そう」と思っていたが
智紗から連絡は無かった。

週1回来ていたのが、2週間に1回になり、月に1回になり、、、
間隔が徐々に伸びていった。

ある日、シロウの母親から電話があった。
「最近智紗さんから電話がないけど、どうしたの?」
どうやら昼間よくシロウの母親に電話を掛けていたらしい。

シロウ「智紗は実家に帰ってるよ。」

母「え?なんで?」

そして今まで起きたことを説明した。
実家にて親父も含めて急遽家族会議をすることになった。

父「んで、どうするつもりなんだ?」

シロウ「智紗が謝ってきたら許そうと思う。」

父「もう3ヶ月も実家に帰ってるんだろ?
  家事も放棄してるし、妻としての責任を
  果たしてないじゃないか、早く別れたほうがいいぞ。」

母「シロウの気持ちを尊重してしばらく待ってみたら?
  智紗さんもまだ気持ちの整理ができてないかもしれないし。」

父「なんにせよ、早く結論を出した方がいいぞ。
  こんなことだらだら続けてても何の得にもならないからな。
  時間の無駄だ。」

結局のところ、あと1ヶ月ほど智紗からの連絡を
待ってみることになった。

そして期限が切れる直前の8月後半、智紗から電話が掛かってきた。

智紗「もしもし、シロウ?・・・」

続く。。。

涙の誕生日
前回の続き。。。

智紗「もしもし、シロウ?・・・
    元気にしてた?」

シロウ「うん、まあ仕事も落ち着いてきたし
     元気だよ。」

智紗「そう、良かった。。。ところで
    もうすぐ誕生日だよね?
    何か欲しいものある?」

シロウ「う~ん、特にないかな。あっ、そうだ、
     靴ヒモ買ってきて、今日切れたから。」

智紗「誕生日の日、有楽町のマリオンの時計の下に●時来れる?」

シロウ「うん。」

智紗「じゃあ、また。」

電話では冷静を装っていたが、なぜだかドキドキした。
自分の妻からの電話にドキドキするなんて。

この時は「またやりなおせるかもしれない」という
期待があったんだろうね。

そして待ち合わせの日。
シロウの28回目の誕生日。

智紗に会うのは約4ヶ月ぶりだ。

待ち合わせ場所に智紗は先に来ていた。
シロウを見つけると一瞬笑顔が見えたが、
すぐに硬い表情になった。

シロウ「痩せたね。」

智紗「うん。。。」

痩せて茶髪になっていた。

智紗に案内されて、食事を一緒にとることに。

智紗「はい、誕生日プレゼント」

シロウ「ありがと。」

靴ヒモが手渡された。

誕生日プレゼントが靴ヒモなんて滑稽な話だよな、
と思いながら靴ヒモを見つめていた。
靴ヒモが切れたのも、何かを暗示していたのか。。。

食事を取りながら、シロウは智紗からの謝罪の言葉を待っていた。

ところが、、、

智紗「シロウ、私いろいろ考えたんだけど、
    あなたのところには戻れない。
    離婚してください。

それを聞いた瞬間、涙が溢れてきた。
人前でまさか自分が泣くことがあるなんて
思ってもみなかったので、自分でもびっくりした。

智紗「ごめんなさい。。。」

ハンカチで涙を拭きながら智紗を見た。
彼女は無表情で、表情からは何も読み取ることはできなかった。

智紗「詳しいことは後日話し合いましょう。
    また連絡するわ。」

智紗は自分の分だけお金を置いて、先に帰って行った。

一人残されたシロウは、口の中に残ったハンバーグを一生懸命
飲み込もうとするが、口がカラカラに渇いて飲みこめない。
唾液が全く出ないのだ。

涙が止まるまで待ってから、会計を済ませ帰った。

翌日、実家に帰って親に結果を連絡した。

シロウ「離婚することになったよ。」

父「うん、それがいいよ。シロウの歳だったらまだやり直しがきくし
   早くて良かったじゃないか。すぐにまたいい子が見つかるよ。」

親父なりに慰めてくれてるんだろう。

母「残念だわ。まさかこんなことになるなんて。」

父「裁判とか面倒なことはするなよ、
   時間を掛けずにすぐに終わらせるんだ。」

智紗は「また連絡する」と言ったが、いつまで待っても連絡が来ない。

そうこうしてる間に1ヶ月が経とうとしていた。

しょうがない、こっちから連絡するか。

シロウ「離婚の件、話し合おうと思うんだけどいいかい?」

智紗「もうちょっと待って欲しいんだけど。」

シロウ「もうあれから1ヶ月近く経つよ。
     早くすっきりした方がお互いいいよ。」

智紗「そうね。。。じゃあ、今度の土曜日私の実家に来てくれる?」

シロウ「わかった。」

智紗の実家ということは、アウェイに一人で乗り込むということか。

次回、智紗の実家にて離婚の話し合い。

続く。。。。


離婚届け
前回の続き。。。

智紗の実家へ離婚の話し合いに。
智紗の母親も同席。

智紗母「智紗、ほんとにやり直せないの?」

智紗「お母さん、もう決まったことなの。
   今日はその話し合い。」

シロウ「私としてはなるべく速やかにこの件は
    終わらせようと思っています。今回の件は
    智紗さんに原因があったので、財産分与等は
    いっさい無しということでいいですね?
    勝手に出て行きましたし。」

努めて事務的に話しを切り出した。

智紗「なによ、私が全部悪いの?
   私がこうなったのもあなたが全然
   構ってくれなかったからじゃない!
   新潟の時は会社帰りに一緒に外食したり、
   休みの日はいつも公園とか連れて行ってくれたのに。」

シロウ「慣れない仕事で疲れてたの分かってるだろ?
    オレもできればそうしたかったよ。
    でもたまに釣りに行くときとか
    一応声掛けたじゃん。それにしても、
    やっていいことと悪いことがあるだろ?」

智紗「夜の生活だって、回数が減ったじゃない!
   だからこういうことになったのよ!あなたにも
   責任はあるわ!」

黙って見ていた智紗の母がここで口をはさんだ。

「いいかげんにしなさい!2人とも!」

智紗母「今回の件ですが、嫁入り道具は
    返してもらいます。その他の財産は
    全部シロウさんに残すってことでいいですか?」

シロウ「それでいいです。」

智紗「・・・・・。」

シロウ「智紗、いいね?」

智紗「うん。。。離婚届けはこっちで準備して送るわ。」

多少感情的になってしまった部分はあったが、
大してもめることなく話し合いは終わった。

数日後、智紗から荷物引き取り日の連絡があった。

荷物引き取り日当日、智紗の友達の菜穂子ちゃんも一緒に来ていた。

菜穂子ちゃんは何度かシロウも会っているので知っている。
気まずそうにシロウに目礼だけすると、
智紗の指示で荷造りを始めた。

菜穂子「ねえ、ほんとにいいの?」

智紗「もう、決まったこと。」

話し声が聞こえてくる。

部屋に居づらいので、出かけることにした。

数時間後戻ってみると、トラックが来て
荷物を運び出しているところだった。

部屋に結婚記念で作った物が残されていたので、
こっそりと智紗のダンボールの中に押し込んだ。

智紗が、帰り際に「これサインして送り返して」と言って
封筒をシロウに手渡した。

離婚届だ。

「じゃあ、お元気で。」

智紗が帰って行き部屋に1人残された。

荷物がほとんど無くなっている。
冷蔵庫、洗濯機、テレビ、ビデオ、電子レンジ、
パソコンなどの家電製品と
タンスや食器棚、本棚等家具も。

それにしても何も無いな、こんなに広い部屋だったんだ。。。

シロウは一人暮らしをずっとしていたので、
ほとんどの家電品や家具は揃っていたのだけど、
結婚を機に智紗の親がほとんど全てを新しく買い換えてくれたので、
シロウのものはほとんど残っていなかったのだ。

まずは、家電を買うところから始めなきゃな。。。

離婚届けに関しては、書いたのは覚えているが、
その後智紗が提出したかシロウが提出したかは
覚えていない。

智紗はシロウと離婚してから半年後に再婚し
現在は2児の母として暮らしているらしい。
(共通の知人からの情報)

離婚日記終わり。


趣味に走る
前回で離婚話しは一応終了したけど
別居時の生活について記録に残しておきたい。
(別居はしているがまだ離婚が決まってない頃)

1999年ゴールデンウィーク頃、妻が出て行った。
(↑正確な日は覚えていない)
すぐ戻ってくるだろうと思っていたが戻って来ず
3年ぶりに一人暮らしが始まった。

仕事を終えアパートに帰ってくると、
部屋は真っ暗。
正直寂しい。。。

自然と飲みに行く回数が増えていった。(主に会社の人)

シロウを管理する人もいなくなったので、
お金も使い放題。

休日もやはり寂しさを紛らわすため、趣味に走った。
毎週のように釣りに出掛けた。
(元々大好きな釣りだったが、完全にハマッてしまい
後に大会で入賞や優勝をするまでになってしまった。)
欲しくてずっと我慢していた釣り竿も買ってしまった。
早朝に釣りに出かけて行って、
昼過ぎには家に帰り着くというパターンだ。

ある日、いつものようにBAY-FMを聴きながら
高速道路を飛ばして釣り場から帰ってると
「本日、マリンスタジアムでロッテ対オリックス戦が行われます」
と聞こえてきた。
天気もいいし、デーゲームでも見ながら野球でも見っかな。

アパートに戻らず千葉マリンスタジアムへ。

シロウは物心ついたときから親父の影響
阪神タイガースのファンだった。
関東に住んでる時は、神宮球場や東京ドームに
年数回は阪神の応援に行っていた。
なので、千葉ロッテは地元の球団だけれども
ちょっと気になるくらいで、真剣には応援していなかった。
マリンスタジアムに入るのも初めてである。

「おう!結構いい球場じゃないか~。」

しかし、ライトスタンドだけは熱心なロッテファンで
埋まっているものの観客はまばらでガラガラだった。

デーゲームは気持ちがいい。
球団はこの球場をドーム球場にしたいらしいが、
その計画が表に出る度に、ファンが反対運動を起こして
計画を阻止してきた気持ちが良く分かる。
野球は屋球ではないのだ。
もしここに屋根を付けると、季節の移り変わりも感じることなく
浜風も無くなり、非常に味気ないものになるだろう。

天気がいいので上半身裸になり、球場でビールを飲んでいた。
がらがらで近くに誰もいないので、
全然恥ずかしくないのだ。

気持ちいい~。

もはや野球はおまけである。
一応ロッテを応援していたのだが、
特に真剣に見てるわけではなかった。

しかし、ある事をきっかけに熱心に見ることになってしまった。

す、すごい!!
すご過ぎる!!!!!

続く。。。