タイ行くかい?系の日記
2007年、某大手企業グループの1社に勤めていた36歳シロウが、何を考えたか突然会社を辞め安定した生活を捨てタイへ飛び出した!! 体育会系とは正反対のタイのゆる~い環境でてきと~に書いていきます。気付いたら在タイ9年過ぎてた。


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シロウ

Author:シロウ
12年以上勤めた日本の会社を辞め、現在タイのバンコクで働いています。

けっして体育会系の人間ではありません。
ゆる~いのが好きです。



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再会
前回の続き。。。

もう2度と会うことはないだろうと思っていた
レックちゃんと会うことになってしまったシロウ。
正直うれしいが、どんな顔して会えばいいのやら。。。

レックちゃんのアパートの前から電話。
しばらくして、レックちゃんが降りてきた。

シロウに気づいた瞬間、レックちゃんは少し微笑んだが
すぐに暗い表情に戻ってしまった。

2日ぶりなのになんだか久しぶりに会うような
不思議な感じだ。

シロウ「元気?」

あえていつもと変わらない感じで話し掛けた。

レック「元気じゃないよ。。。」

シロウ「ゴメン。。。ご飯食べた?」

レック「まだ、食べてないよ。」

シロウ「じゃあ、ご飯でも食べに行こうか。」

レック「うん。今洗濯中だからちょっと部屋で待っててもらってもいい?」

シロウ「うん。」

見慣れたレックちゃんの部屋だが
いつもは無い物が大量にあった。

シロウ「なにこれ?全部飲んだの?」

レック「そうだよ。。。」

大量の空になったビール瓶が部屋の隅っこに並べられていた。

シロウ「飲みすぎダメだよ。体だけは大事にして。」

レック「うん。。。」

以前、シロウの浮気がバレた時も
大量のビールを飲んで酔っ払ってたんだっけ。。。
レックちゃん、大丈夫かな。。。

↓以前浮気がばれた時の日記
http://thaiikukaikei.blog20.fc2.com/blog-entry-116.html

食事に出かける時、シロウはいつもレックちゃんの部屋に鞄を置いているのだが
この日は持って外に出た。
それを見たレックちゃんの悲しそうな顔。。。
部屋に戻って来ないってことだからね。

近くの日本料理屋で食事。

レック「私ね。シロウさんの部屋に行ったの。」

シロウ「知ってるよ。手紙が置いてあったから。」

レック「ずっと、部屋の前であなたが帰ってくるの待ってた。
    おとといの夜、ずっとね。。。朝まであなたの部屋の前で泣いてたの。
    他の住人がジロジロ見るし恥ずかしかったよ。」

そう言ってレックちゃんは微笑んだ。

シロウ「・・・・・。」

レックちゃんが何度も電話掛けてきたあの日だ。

レック「電話掛けても出てくれないし、部屋にもいないし
    もう、会えないかもしれないと思ってたよ。。。」

シロウ「・・・・・。」

レック「今日は会えてうれしかった。」

シロウ「・・・・・。」

レック「私はもう大丈夫。最後にあなたに会えたから。
    ねえ、何か書くもの持ってない?」

鞄の中から手帳とペンを取り出しレックちゃんに渡した。
なにやら書いているレックちゃん。

レック「はい、これ。私の実家の住所。私はバンコクにいつまでいるか分からないけど
    実家は変わらないから。もし私に会いたくなって、連絡が取れなかったら
    実家に連絡してね。私は何年でもあなたのこと、待ってるから。。。
    ずっと、ずっとね。忘れないから。。。」

レックちゃん、涙がこぼれそうだけど一生懸命泣くのをこらえているようだ。

レック「それと、一つだけお願いがあるんだけど。。。」

シロウ「なに?」

レック「今までいっぱい写真撮ったじゃない? でも、私が持ってるのは
    私の誕生日会の時に皆で撮った1枚だけなの。
    それで、あなたと一緒に写ってる写真を
    何枚かプリントアウトして欲しいんだけど。。。」

泣きそうなレックちゃんの顔を見ていたら
急に視界が悪くなって、レックちゃんの顔が歪んで見えた。
その瞬間、オレの頬を熱いものが。。。
あれ、もしかしてオレ、泣いてる?

続く。。。
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止まらない涙
前回の続き。。。

レックちゃんと話を聞いてる時に不意に涙が流れて
我慢しようとすることさえ、出来なかった。

うわ~、こんな人がいっぱい居る所で泣いてしまうなんて。

テーブルは半個室になってるから、他のお客さんからは見えないが
料理を運んできた従業員からは丸見えである。

人前でこんなにポロポロ泣くなんて、
前妻に「離婚して欲しい」と言われて以来のことだ。
あの時は、あまりにもショックで涙が止まらなかったんだっけ。。。
予想はしていたんだけどね。。。

おしぼりで涙を拭きながら、
「レックちゃん、、、オレやっぱりレックちゃんと
 ずっと一緒に居たい。。。」

本心から出た言葉だった。

「『別れよう』なんて言ってほんとゴメン。許して欲しい。。。」

実家の住所を書いたり、写真の話を出したのは
情にもろいシロウの性格を知っての
レックちゃんの作戦だったかもしれないが、
そんなことはもうどうでも良かった。

レック「シロウさんが良ければ、レックはずっと
    シロウさんと付き合っていきたいと思ってるよ。」

涙が止まらないシロウに向かって、
やさしく微笑みながらレックちゃんはそう言った。

「オームちゃんにはオレが必要だ」と思って
ずっと自分の気持ちを誤魔化しながら
がんばってたけど、もう限界だった。

オレにはレックちゃんが必要なんだ。

レック「明日運転免許取りに行くんでしょ?
    一緒に行ってもいいかな?」

シロウ「うん。よろしくお願いします。
    明日もこれからもずっと。。。」

なんだか、自分の気持ちに正直になれてすごくスッキリした。

食事を取りながら、いろいろ雑談をした。
思い出話やらこれからのことなどなど。

日本料理店からレックちゃんのアパートに送って行く途中、
レックちゃんが不意にこんなことを言い出した。

レック「私ね。。。シロウさんにまだ言ってない秘密があるの。。。」

シロウ「え?」

レック「もしその秘密を聞いた後、私の事を嫌いになってもいいよ。
    いや、きっと嫌いになるよ。」

シロウ「秘密って何?」

話しづらそうにするレックちゃん。

レック「実は私・・・」

続く。。。

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秘密とは?
前回の続き。。。

シロウにまだ話したことがない秘密があるという
レックちゃん。

シロウ「秘密って何?」

レック「実は私・・・、歳ごまかしてたの。。。」

シロウ「え?34歳じゃなかったの?」

レック「そう。。。本当は40歳なの。。。嫌いになっちゃうよね?レックのこと。」

シロウ「秘密って言うから『どんなことだろう?』って考えて不安になってたよ。
     なんだ、そんなことか~。」

レック「え?シロウさん怒らないの?」

シロウ「そんなことじゃ怒らないよ。ちょっとびっくりしたけど。」

レック「ごめんなさい。今まで隠してて。あなたの歳知ったときに
    年上だと嫌われると思って、つい下に言ってしまったの。」

シロウ「ただ数字が変わるだけでしょ?レックちゃんの性格が変わるわけでもないし
    いいよ、そんなことは。」

レック「ありがとう。。。ずっといい出せなくて苦しかった。。。
    言えて良かった。。。」

タイでは年上の人を呼ぶとき名前の上に「ピー」を付ける。
お姉さんみたいなレックちゃんをからかって
シロウは時々『ピーレック』と呼んでいた。

シロウ「まさか、ほんとに『ピーレック』だったとはね。(笑)
    今まで冗談で呼んでたのに。これからは『ピーレック』と呼ぶね。(笑)」

レック「いいよ、今までどおり『レックちゃん』で。」

シロウ「じゃあ、明日、朝6時半に迎えにくるよ。」

レック「はい。」

「秘密」っていうよりも「ウソ」じゃん。
以前レックちゃん、「秘密はあるけどウソは無い」って言ってなかったっけ?

↓その時の日記。
http://thaiikukaikei.blog20.fc2.com/blog-entry-92.html


なにはともあれ、結局元の二股状態に戻ってしまったシロウだった。

アパートに帰ってジン君に内線で電話。

シロウ「レックちゃんとヨリ戻したよ。」

ジン君「え?なんでですか?」

シロウ「レックちゃんに会うことになって、
    話してたらやっぱりレックちゃんが大事だって
    再認識させられてさ。。。」

まさか「レックちゃんの前で泣きました」とは言えない。

ジン君「また結局二股状態に戻っちゃったんですね?」

シロウ「そういうことになるね。」

ジン君「これからどうするんですか?」

シロウ「オームちゃんが実家に帰ってる間にいろいろ考えるよ。」

ジン君「オレも人のこと言えないけど、シロウさんも優柔不断ですね~。
    来週、気晴らしにどっか旅行でもどうですか?
    『未使用の有給休暇年内に消化しろ』って会社の総務から
    厳しく言われてて、できれば平日1泊とかがいいんですけど。」

シロウ「ああ、いいねえ、旅行。オレも上司から『アパート探しとか
    引越しの準備に必要だったらいつでも休んでいい』って言われてるから、
    休み申請してみるよ。『旅行です』とは言えないけどな。
    でも1泊は厳しいな。日帰りでもいい?」

ジン君「OKっすよ。」

アユタヤプロジェクトのキックオフが11月5日(水)だから、
11月3日(月)か4(火)に休むか。

転勤日が11月5日(水)のキックオフミーティングで
ほぼ固まるんだよな。。。

ああ、バンコク生活も残りわずかか。。。

シロウ「そういえばレックちゃん、40歳なんだって。」

ジン君「まじっすか。いいですね~、レックちゃん。
    惚れちゃうな。」

は?何この予想外の反応は?

シロウ「え?何がいいの?」

ジン君「いいじゃないですか、大人の女性。
    今度から『姉さん』って呼ぼうっと。」

ちなみにジン君もシロウもどちらかというと年増好きなので、
34だろうが40だろうがあまり関係ない。

ジン君は40代のタイ人女性に一時期夢中になってたこともある。

シロウも昔(日本時代)、10歳年上の女性と付き合ったことがあるし、
カラオケで指名する場合もほとんど30代だ。

一休とかヨダ君には「19歳とかハタチの子もいるのになんであえて
30代指名するんですか?」といつも不思議そうな顔されるが、
30代の女性の良さを彼らは知らないだけ。

まあ、好みは人それぞれだからね。。。

それにしてもレックちゃん、すでに40代か~。

続く。。。

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タイで運転免許取得
前回の続き。。。

10月31日(金)、朝6時半にレックちゃんのアパートに迎えに行った。

免許センターへ到着。

免許を取得するために、健康診断書が必要なのだが、
シロウはまだ用意していなかった。
免許センターで聞くと、「近くに病院があるので
そこでもらってこい」とのこと。

レックちゃんと一緒に病院へ。
パスポートを提示すると、何も身体検査されずに
5分くらいで健康診断書ができあがった。
これにはレックちゃんもびっくり。
しかも60バーツ(180円位)。安っ。

レック「何も検査してないよね?」

シロウ「顔見て健康って分かったんだよ、きっと。(笑)」

たぶん、免許センターに賄賂でも払って紹介してもらってるのだろう。
こうして形だけではあるが、必要書類がそろったので
再び免許センターへ。

日本の免許を持ってるので、色盲テストや視野テストのみ。
実技や筆記試験はなく、あっけなく免許取れた。
日本で普通二輪の免許も持ってるので、モタサイの免許も簡単に取れた。

レックちゃんが通訳として付いて来てくれたので
全てスムーズに終了。

やっぱ頼りになるなあ、レックちゃん。

免許センターの食堂でレックちゃんと食事。

レック「アユタヤ行きは日にち決まった?」

シロウ「まだだけど、来週には決まると思う。」

レック「寂しくなるね。。。」

シロウ「そうだね。」

そんな会話をしながらもレックちゃんと一緒にいることの
幸せを感じていた。

シロウ「意外と早く終わったから、これから会社行くよ。
    来週、ジン君と日帰り旅行しようと思ってるから
    休みの申請もしないといけないし。
    今日はほんとにありがとう。助かったよ。」

会社で休みを申請したら「休むなら月曜日にして欲しい」
と言われたので11月3日(月)に休むことに。

ジン君に会社から電話。
旅行ということがばれないように
喫煙所で周りを注意しながら。

シロウ「月曜日休みとれたよ。急だけど大丈夫?」

ジン君「ああ、大丈夫っす。オレも月曜日休みますよ。」

シロウ「んで、どこ行こっか?なにか案ある?」

ジン君「カンボジアの国境でカジノでもどうっすか?」

シロウ「いいねえ。」

ジン君「じゃあ、ツアー会社に予約しておきますよ。」

来週の月曜日にカンボジアに行くことになった。

11月1日(土)、マッサージに行ったついでに
体重を量ったら、先週の10月25(土)に60キロを超えていた体重が
なんと55キロまで落ちていた。

この一週間いろいろあったからなあ。。。
眠れない日があったり、
忙しい上に食欲も無かったしな。。。

オームちゃんが夜の仕事行ったり、
レックちゃんと別れたり(復縁したけど)
ほんとドタバタの一週間だった。

11月2日(日)、ソフトボール大会だ。
参加8チームのトーナメント。
もちろん狙うは優勝だ。

1回戦、、、順当勝ち。

2回戦、、、1点差負け。

しかも最後のバッターはシロウ。。。
めちゃめちゃ悔しかった。

でも、3位決定戦ではうっぷんを晴らす全打席出塁。
チームの勝利に貢献できた。

そして、その後イサーン料理屋で打ち上げ。

1日3試合、体はめちゃめちゃ疲れたけど
心は軽くなった。

野球とか釣りとか好きな事に没頭してる時は、
嫌なこと苦しいこと、全て忘れさせてくれる。
趣味があってほんとに良かった。

日本でも嫌なことがあったり落ち込んだりしたときは釣りに出かけ、
広い海を見てると「自分の悩みなんて、なんてちっちゃいんだろう。
全然たいしたことないじゃん。」という気持ちになれたものだ。

ほんと、海には救われたな~、何度も。

趣味が無い人はいったいどうしてるんだろう?

さて、明日11月3日(月)はカンボジア旅行だ。

続く。。。

(オームちゃんが「夜の仕事に行く」って言い出してから、落ち着くまでの間、
普段書く日記に比べて10倍くらいの量を書いてました。ノートのスペースに入りきらないくらい。
細かい字でびっしり。それを見ながらこうしてネットにアップしてるんだけど、
正直大変です。自分の字なのに解読できなかったり。(汗) 最終的に完全に落ち着いたのは
12月23日早朝のことなので、まだ1ヶ月半くらいはこんな感じで続きます。すみません。シロウ)

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カジノ
前回の続き。。。

明日(11月3日月曜)はジン君とカンボジアへカジノ旅行。
さてと、準備でもするか。

そんな時にジン君から電話。

「シロウさん、大変申し訳ないんですけど、
明日行けなくなりました。アジア地区のマネージャー全員で
緊急のテレビ会議をやることになってしまって。。。
会社からは『火曜日に休みをずらして欲しい』と。。。」

ジン君、女にはだらしないが、
仕事ではマネージャーなので
一応管理職である。

シロウ「まあ、しょうがないね。一人で行ってくるよ。
    キャンセル料取られるの?」

ジン君「まだ聞いてないですけど、取られると思います。
    ほんとすみません。なんか香港支社でとんでもない問題が
    起きたらしくて。。。」

シロウ「謝んなくてもいいよ。じゃあ、またの機会に。」

そういうことで、一人でカンボジアへ行くことになった。

オームちゃんに電話。
「明日から3日間、カンボジア旅行してくるよ。」

(ほんとは日帰りだけど。。。)

オーム「え?そうなの?なんで急に?」

シロウ「アユタヤに行く前にゆっくりしようと思って。」

オーム「誰と行くの?」

シロウ「一人だよ。」

オーム「女と一緒じゃないの?」

シロウ「違うよ。疑ってるの?」

オーム「ただ聞いて見ただけ。気をつけてね。」

シロウ「帰ってくるまで電話できないけど、ごめんね。」

行くのは国境の町なので携帯は通じるらしいけど、
カンボジアのどこに行くかはあえて言わなかった。

カンボジアに向けて出発!!(朝4時半発)

↓陸路なのでバスです。
IMGP1351.jpg


空いていたので一番後ろの長いすで
ゴロンと横になって爆睡。

添乗員さんに体を揺すられて起こされたら
そこはもうカンボジアとタイの国境だった。
IMGP1346.jpg

3時間半の道のり一度も起きなかったので
あっという間だった。

簡単な審査を終えて国境を越えて
まずはカジノのビュッフェで朝飯。

いるわいるわ、朝早くから金掛けてるロクデナシがいっぱい。
こういうの見てるとうれしくなってきちゃうねえ。

うしし。

朝食を終えて、「さあひと勝負!」と思って
カジノを見て回る。

あれ?ブラックジャックが見当たらない。
おかしいな?

シロウ「すんません。ブラックジャックの台はどこですか?」

スタッフ「ブラックジャックは無いですよ。
     今やってるのはポーカーとバカラだけです。」

が~ん!!

ポーカーじゃまずディラーに勝てないんで金の無駄だし、
バカラはルールが分からんし。。。

しょうがねえ、バカラでも後ろで眺めて簡単そうだったら
ちょっとやってみっか。

しばらく後ろで観戦。

しかし、全くルール分からず。。。
ブラックジャックで小銭稼ぐ予定がすっかり狂ってしまった。

しゃあねえ、ちょっと町でもぶらぶらすっか。。。

しかし、カンボジアはほんと汚いな~。
金目当ての餓鬼どもがすぐまとわりついてくるし。

国境の町だけあってタイ語が通じるから
言葉には不便しないけどむなしい。。。

結局、カジノツアーのはずがバカラ見学と散歩で終わっちまったじゃね~かよ。
はあ~。

まあ、気分転換にはなったし、よしとするか。

そして2日後の運命のアユタヤプロジェクトキックオフへ。
いよいよ、転勤日が決まるのか?

続く。。。

(帰ってからバカラのルールをネットで調べたら、非常に単純でした。単純すぎてつまらない
というか、はっきり言って運だけだから戦略重視のシロウには全く興味が持てないギャンブル
です。またラスベガスに行きたいな~。マカオでもいいけど。           シロウ)
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神様
前回の続き。。。

11月5日(水)、アユタヤプロジェクトの
キックオフミーティングに参加の為朝6時起床。
いつもより1時間半も早い。

運転手が6時45分に迎えにきた。
大変だな~、運転手も。

現地で上司ナカさんと合流。

そしてキックオフミーティングの開始。

先方担当者「本日はお忙しい中・・・(中略)・・・昨今の金融不安により
      弊社も経営環境が非常に厳しくなってくることが予想されており、
      プロジェクトを全面的に見直すことになりました。」

ナカさん「!!!」
シロウ 「!!!」

先方担当者「第一フェーズはもう契約しており、予算も取っているので
      予定通り行いますが、第二フェーズ以降は大幅縮小、もしくは
      白紙撤回となります。大変申し訳ありません。」

深々と頭を下げる先方担当者。

もしかしたら、アユタヤに行かなくていいかも!!

会社にとっては2009年もこのプロジェクトで安泰予定だったが、
そんなの関係ねえ!!

会社の利益より自分の生活でしょ。

このプロジェクトが無くなっても
会社が潰れるほど影響が出るわけじゃないし。

帰りの車の中、
ナカさん「いや~、まいったねえ。第一フェーズだけだったら
     せいぜい3か月くらいか。。。来期もいい業績が出せそうだったのにな。
     痛いな、これは。。。それとシロウ君の転勤も考え直さなきゃな。
     は~。」

明らかに落ち込んでるナカさん。

シロウ「私もプロジェクト責任者として、楽しみにしてたのですが。。。残念です。」
と心にもない事を落ち込んだフリをして言ってみた。

そして翌日の11月6日(木)、正式にアユタヤ行きが無くなった。

ナカさん「アユタヤ行きは無しだ。いろいろ準備してもらってたのに悪いな。
     プロジェクトが縮小するんじゃ、毎日行く必要もないしな。
     ●●支店でしばらく働いてくれないか。そこからだったらアユタヤへも
     比較的近いし、週2回位プロジェクトのフォローしてくれないか。
     そのかわり給料3,700バーツ(約1万円)増やすよ。」

●●支店か~。

ぎりぎりバンコク市内だけど、今のアパートから通うと1時間以上掛かりそうだな。。。

でも、断れなそうだし。。。

まあ、アユタヤ行きよりは遥かにマシだ。

レックちゃんにも今までどおり会えそうだし。
ということを瞬間的に頭の中で考え、
「了解しました。」と返事をしたシロウであった。

シロウ「●●支店へはいつからですか?」

ナカさん「向こうも引き受けの準備があるだろうから、
     来月の頭くらいになるかな。」

そういうことで、12月からバンコク市内の北にある●●支店へ
移動が決まった。
 
会社終わってからレックちゃんへ電話。
「アユタヤへの転勤無くなったよ。」

レック「え?ほんと!?」

シロウ「うん、そのかわり●●支店に行くことになった。
    今のアパートから通うよ。」

レック「引っ越ししなくていいのね?良かった~。」

大喜びのレックちゃん。

シロウ「うん、遠いからちょっと帰りはおそくなるかもしれないけど
    平日も今までどおり会えるよ。」

レック「ほんとに良かった。。。グスッ」

シロウ「泣いてるの?」

レック「うれしくて。。。」

レックちゃん、こんなに喜んでくれるなんて。
やっぱり相当気にしてたんだな。。。

その後、オームちゃんに電話。

3日間カンボジアに旅行してたことになってたから、
4日ぶりに電話。(ほんとは日帰り旅行だったけど)

電話に出ない。。。

田舎の夜は早いって言ってたもんな。
もう寝たのかも。
明日また電話してみよう。

翌日11月7日(金)、会社終わってからレックちゃんとデート。

レック「今日は行きたいところがあるの。」

シロウ「え?どこ?」

レック「お寺。」

シロウ「え?これからお寺?」

レック「うん。実は『シロウさんとずっと一緒にいられますように』って
    シロウさんにふられた後、お願いしたんだ。そしたら仲直りできて
    しかもアユタヤへの転勤も無くなったのよね。今日は願いを叶えてくれた
    お礼に。」

シロウ「うん、分かったよ。お寺行こう。」

2人でお寺へ。

神様を信じてるわけじゃないけど、
もしかしたらほんとに神様っているのかも。。。

一生懸命お祈りしてるレックちゃんの横顔を見てたら
そう思えてきた。

食事後、レックちゃんと別れアパートに戻ってきたシロウ。

遅い時間だけど、オームちゃんに電話。
また、電話に出ない。。。
もう寝ちゃってるのかな?
昨日も電話したから着信履歴は残ってるはず。
電話掛けてきてもいいのに。

どうしちゃったんだろう?

そんなことを考えながら眠りについた。

ZZZ。。。

パッパララララータッタ♪

携帯の着メロが鳴る。

時計を見ると深夜の3時半。
いくら休日の前だっていっても、この時間に電話って誰だよ!?

寝起きのシロウはとても機嫌が悪い。
ちょっとむかつきながら携帯を見る。

ん?オームちゃん?

続く。。。
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新しい仕事
前回の続き。。。

深夜の3時半にオームちゃんから電話。

オーム「もしもしシロウさん?ごめんね夜遅くに。」

シロウ「こんな時間に何してんの?今実家にいるんじゃないの?」

オーム「3日前からバンコク戻ってきたの。」

シロウ「んで?何してんの?こんな時間に?」

オーム「今、レストランで働いてるの。
    仕事終わったからこれからそっち行ってもいい?」

シロウ「うん、待ってるよ。」

え?バンコクに戻ってる?

しかも3日前ってことはシロウがカンボジア旅行から
帰ってきた次の日にはもうバンコクにいたことになる。

本当にレストランなんだろうか?

またゴーゴーバーで働いてるんじゃないだろうか?
オームちゃんを信じきれないシロウがいた。

しばらくしてオームちゃんがやってきた。

オーム「立ち仕事だから疲れたよ~」
そう言いながらベッドに寝転がるオームちゃん。

シロウ「おつかれさん。どこのレストラン?」

オーム「シーロム」

シロウ「こんな遅い時間までやってるんだ?」

オーム「旅行者向けだから遅いの。お客さんも白人ばっかり。」

シロウ「大変だね。体壊さないようにね。」

オーム「疲れたから寝ていい?」

シロウ「うん、寝よ寝よ。」

そして昼ごろオームちゃんが起きて
シロウも気配で目が覚めた。(11月8日土曜日)

シロウ「食事に行こうか?その後オレ、タイ語の授業があるけど
    どうする?帰る?それともオレの部屋で待ってる?」

オーム「タイ語の授業一緒に行ってもいいかな?」

シロウ「え? べ、別にいいけど。」

今日のタイ語の授業はいつものシリラックではなくて
美人のプン先生だ。

よりによってこんな日に「行きたい」なんて言わなくてもいいのに。。。

↓プン先生登場の過去日記はこちら。
http://thaiikukaikei.blog20.fc2.com/blog-entry-213.html

いつもタイ語の授業はシーロムの喫茶店でやってるので
ついでにオームちゃんが働いてるレストランも見に行こう。

シーロムに到着。

シロウ「オームちゃんの働いてるレストランどこ?」

オーム「え~?行くの?いいよ行かなくて。」

以前、オームちゃんが工場で働いていた時は
「ここが私の働いてる工場だよ」と聞いてもないのに
教えてくれたのに。。。

なぜか行きたがらないオームちゃん。

ますます怪しい。。。

シロウ「オームちゃんの働いてる店を見ておきたくて。
    まさか、いかがわしい店ってことはないよね?」

オーム「そ、そんなことはないけど。」

シロウ「だったらいいじゃん。連れてってよ。」

オームちゃん、しぶしぶ歩き出した。

3分ほど歩いたところでオームちゃんが
突然立ち止まって、
「あのお店」と指をさした。。。

続く。。。

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再び。。。
前回の続き。。。

 嫌がるオームちゃんに働いているというレストランへ
無理やり案内させた。

そして、オームちゃんに連れてこられた店は
普通のレストランだった。

でも、なんか引っかかるんだよな~。
たしかにオームちゃんの言うとおり
旅行者向けの洋食レストランで
深夜までやってそうなお店ではある。

なんで店を指差した時に躊躇したのだろう?
別に恥ずかしい店でもないのに。。。

シロウ「ふ~ん、ここでウエイトレスやってるんだ?」

オーム「うん。。。」

シロウ「お客さん英語しゃべるんじゃないの?
    大丈夫なの?」

オーム「なんとかなってるよ。。。」

オームちゃんの働いてる店を見た後、
プン先生の授業を受けるため喫茶店へ。

食事を取りながら、先生の到着を待つ。

プン先生、オームちゃんを見てどう思うだろう?
まさか親子とは思わないだろうが、
歳の差が17も離れてるので、違和感を感じるだろうな。

食事が終って少ししてからプン先生登場。
なぜかもう1人女性も一緒である。

しかし、シロウとオームちゃんが一緒にいるのを見ると
もう1人の女性は帰ってしまった。

もしかしてプン先生、「シロウに女友達を紹介してくれようと
したのかも」と超プラス思考をしてしまうシロウだった。

プン先生に簡単にオームちゃんを紹介。
「今日、この子も一緒に授業受けていいですか?
 タイ語勉強したいらしいんで。(笑)」

プン先生「え?タイ人じゃないんですか?」

オーム「オームです。よろしくお願いします。
    タイ人です。(笑)」

授業が始まって、最初のうちはオームちゃんも
シロウの意味不明な珍回答連発にケラケラ笑ってたけども
途中から飽きたのかテーブルに突っ伏して寝てしまった。

授業終了後、オームちゃんのアパートに向かう。

オーム「さっきの先生、すごい美人だね。」

シロウ「う~ん、そうだね~。でもオームちゃんの方が可愛いよ。」(←ウソ)

オーム「うそつき~!!」

そう言いながらもオームちゃん、すごく嬉しそう。

シロウ「ウソじゃないよ。」(←ウソ)

オーム「あんな美人の先生と毎週会ってたら、好きにならない?」

シロウ「いや、普段はあの先生じゃないから。
    それにプン先生は彼氏がいるらしいよ。」

オーム「ふ~ん。」
なんだか納得してないような表情のオームちゃん。
シロウの腕に絡み付いてきた。

しばらくして、オームちゃんのアパートに到着。

部屋の中に入ってびっくり。

なに?このでかいスピーカーセットは?
え?DVDプレーヤーもあるじゃん。
しかも新品の高そうなカバンやら靴やら。

今まで何も無かった部屋だから、物が増えるとすぐ分かる。

シロウ「オームちゃん、物がいっぱい増えてるけど
    どうしたの?これ?」

オーム「『どうしたの?』って買ったんだよ?」

シロウ「このスピーカー高いんじゃないの?どこからこのお金が出たの?」

シロウはオーディオが好きなので、スピーカーとDVDのだいたいの価値は分かる。
こんな物が買えるほど、お金を持ってるはずがない。
田舎に帰る前は1万バーツ(約3万円)しか持ってなかったのだから。

オーム「お給料で。。。」

シロウ「オームちゃん、ほんとのこと言って。
    レストランの給料がそんなにいいわけないでしょ?
    レストランで働いてるってのはウソだね?
    またゴーゴーバーで働いてるんじゃないの?」

オーム「ごめんなさい。。。」

やっぱり、そういうことだったか。。。
悪い予感はよく当たる。

あっさりウソを認めるところは
オームちゃんのいいところではあるが。。。

いろいろオームちゃんから聞きだすと、
田舎から戻ってきてすぐまたゴーゴーバーで働いて、
既に日本人と韓国人の客が付いていた。
やっぱり一度あぶく銭を手にすると抜け出せないものなのか。。。

シロウ「オームちゃん、『行かない』って約束したよね?
    また約束破ったんだよ?もうオームちゃんのこと信用できないよ。
    別れるしかないね。」

オーム「別れるのはヤダ!! ちょっとお金が欲しかっただけなの。」

シロウ「いや、もうムリだよ。悪いけど。」

シロウもレックちゃんとヨリを戻したので、
オームちゃんとの関係を清算するいい機会だと考えていた。

オーム「ごめんなさい。でも『別れる』なんて言わないで。
    お願い。」

泣き出すオームちゃん。

シロウ「・・・・・。」

女の子の涙に弱いシロウは困っていた。
あ~、泣かれるとなんでこんなに落ち着かないんだろう。

オーム「彼女じゃなくてもいいから、友達としてでもいいから、
    時々は会って欲しいの。。。」

シロウ「分かったよ。じゃあ、友達で。もう彼女じゃないからね。」

オーム「うん。。。でも毎日電話してきてくれる?」

シロウ「は?何言ってんの?それじゃ今までと変わらないじゃん?」

その時、オームちゃんの部屋にオームちゃんのお姉さんが遊びに来た。

シロウ「オームちゃんがまたゴーゴーで働きだしたのお姉さんは知ってるの?」
こっそりオームちゃんに聞く。

オーム「うん、知ってる。」

シロウ「お姉さん、オームちゃんとは今後、ただの友達関係にすることにしました。
    理由は分かりますよね?」
オーム姉にそう言った。

オーム姉「ほんとに、この子はバカだよ。シロウさんが
     真剣に付き合おうとしてくれてたのに。
     なんであんな仕事しちゃうのかねえ?
     オーム、シロウさんが可愛そうでしょ?
     お前はほんとにバカだねえ。。。」
くどくどと説教を始めたお姉さん。

すると、オームちゃん財布からおもむろに
2,000バーツ(約6千円)を取り出すと姉に渡した。
「これで黙っててくれる?」みたいな感じで。
姉も「まあ、そういうことなら。」という感じで受け取る。
お姉ちゃん、おとなしくなってしまった。

なんと!!オームちゃん、姉を買収しおった!!

買収する方もする方だけど、
される方もされる方だよ。
まったく。。。

姉にとっては2,000バーツは大金だ。
1週間分の給料とほぼ同額である。
これがタイの底辺に近い人たちの実態なんだろう。

ああ、貧乏ってやだな。。。

帰り際オームちゃんに
「仕事辞めたほうがいいよ。よく考えて。
お姉さんも怒ってるじゃん。」
と言った。

オーム「うん。考えてみるよ。。。」
    
でも、結局辞めることはないんだろうな。。。

続く。。。

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目の前で
前回の続き。。。

オームちゃんと「友達関係」になって2日後の11月10日(月)、
オームちゃんから電話が掛かってきた。

オーム「これから仕事行くね。」

シロウ「やっぱり行くんだね。。。」

オーム「もし仕事辞めたら『恋人関係』に戻れる?」

シロウ「それはすぐにはムリだよ。
    今、オームちゃんの信用はゼロだよ。
    分かってる? 信用回復できるように先に仕事辞めてから
    そういう質問してくれる?」

オーム「うん、そうだよね。分かってるよ。じゃあ。」

電話が切れた。
ほんとはオームちゃん、仕事に行くのを止めて欲しかったんじゃ
ないだろうか?
でもレックちゃんが一番大事なシロウには
オームちゃんが仕事に行くのを止めることができなかった。
オレって冷たい人間なのかな。。。

夜、ジン君にオームちゃんのことを話した。

ジン君「そうですか。やっぱりゴーゴーに戻ってしまったんですね。」

シロウ「うん。非常に残念ながら。やっぱりレックちゃんのこともあって
    オームちゃんのケアが中途半端になっちゃったからな。。。」

ジン君「でも、シロウさん何度も止めたんだから、
    そんなに責任感じなくてもいいんじゃないですか?
    タイではよくあることですよ。オームちゃん、それだけ稼いでるってことは
    きっと天性の素質があったんでしょう。うまくいけば白人の金持ちと結婚して
    いい生活が送れるかもしれないし。意外とゴーゴー嬢と白人の金持ちって
    結婚することが多いらしいですよ。」

シロウ「うん、まあ、幸せになってくれればそれでいいんだけど。。。
    でもあの真面目で超恥ずかしがりやだった
    オームちゃんが人前で水着で踊ってるってのが、どうしても信じられない
    んだよね。。。まだ実際に見てないわけだし。。。」

ジン君「オームちゃんがいいっていうなら、今度一緒にオームちゃんの働いてる
    ゴーゴーに飲みに行きませんか?」

シロウ「ああ、そうだね。オームちゃんに聞いておくよ。」

そしてその2日後の11月12日(水)、オームちゃんに電話。

シロウ「今日なんだけど、オームちゃんの店に飲みに行ってもいいかな?
    ジン君とか一休も一緒なんだけど。」

オーム「え~!?恥ずかしいよ~。」

シロウ「そうだよね。やっぱ恥ずかしいよね。
    行かないことにするよ。ごめんね。じゃあ。」

オーム「あっ、ちょっと待って。
    シロウさん、オームを指名してくれます?
    シロウさんにも会いたいし、指名してくれるなら
    お店に来てもいいよ。」

シロウ「分かった。指名するよ。じゃあ後でお店で。」

ジン君、一休、ヨダ君、シロウの4人でオームちゃんの働く
ゴーゴーバーへ行くことに。
ちなみにヨダ君は話は知っているが、オームちゃんに会ったことはない。

お店に到着。

入った瞬間、オームちゃんが踊っているのが見えた。
入り口正面、たいていどの店も可愛い子が踊る一番目立つ所だ。
オームちゃん、やっぱり売れっ子なんだ。。。
なんか複雑な気持ち。

ヨダ君「どの子がシロウさんのモトカノですか?」

シロウ「あの子だよ。●●番」

オームちゃん、以前の「58番」から新しい番号に変わっていた。
一度は本当に辞めたのだろう。

ヨダ君「あの子ですか。水商売の女の子には見えないですね~。
    普通にその辺にいそうな可愛い子ですね。」

オームちゃん、ケバくなったとはいえ、
他の子に比べるとまだ普通だ。

ダンスは女の子全員が2組に別れて交互にステージに上がる。
オームちゃんの組のダンスの番が終わって、オームちゃんが
シロウの席にやってきた。
「サワディーカー」
ワイ(合掌しながらお辞儀をする仕草)をしながら、
シロウの友達連中に恥ずかしそうに挨拶するオームちゃん。

オーム「ごめんなさい。他のお客さんに先に指名されたから
    そっちに行かないと。」

シロウ「えっ?そ、そうなの?」

動揺を隠し切れない。

オーム「お客さんが帰ったらこっちの席くるから。」

オームちゃんが歩いていった席を見ると
中年のでかい白人がいた。
あの毛唐がオームちゃんを指名しやがったのか。

オームちゃん、お酒飲めないのに
がんばって飲んでいる。

大丈夫か?あんなに飲んで。

うわっ、咳き込んで苦しそうな顔してるよ。
オームちゃんの背中をさする毛唐。

こらっ毛唐!!オームちゃんの体に気安く触るんじゃねえ!!

いや~、気分が悪い。
早くも店に来たことを後悔していた。

オームちゃんもシロウが気になるのか
時々こっちの方をチラチラ見ている。

結局オームちゃんがシロウの席に戻ってくることはなかった。
というのも、毛唐にお持ち帰りされてしまったからだ。
185cmはあろうかという背の高い40歳くらいの毛唐と一緒に
私服に着替えて店を出て行くオームちゃん。
店を出る寸前、前を歩く毛唐に気づかれないように
小さくこっちに向かって手を振るオームちゃん。

こういうことがあるということは分かっていたとはいえ、
かなり凹まされた。
だってついこの前まで、レックちゃんと二股だったとはいえ
大好きだったオームちゃんが見知らぬ男に
目の前で連れ去られたんだよ?
冷静でいられるほど、シロウの心は強くない。
「ちくしょう。。。」そう呟いた。

ヨダ君「シロウさん、素人の女の子と無傷で別れられて
    良かったじゃないですか。僕なんか、今の彼女に
    『別れる』なんて言ったら命がないかも。」

落ち込むシロウにそう言って声を掛けるヨダ君。
ヨダ君なりにシロウを慰めてくれてるんだろう。

一休「オームちゃん、行っちゃいましたね。。。
   でもあのオームちゃんがねえ。。。信じられないな。
   シロウさん、何度も仕事辞めさせようとしてがんばってたんだから
   こうなったのは誰のせいでもないですよ。そんなに落込まないで
   くださいよ。」

ジン君「でも、蟻地獄から脱出できそうな寸前に
    最後の最後に手を放しちゃったんですよね?(笑)」

シロウ「・・・・・。」

ジン君「冗談ですよ。シロウさん。オームちゃんは自ら手を放して
    落っこちちゃったんですよ。シロウさんは悪くない。たぶん。(笑)」

嫉妬だか悔しさだか、自分に対する不甲斐なさだか
なんだかよく分からない感情が入り乱れて
ものすごく心が苦しかった。

オームちゃん。。。

好きだったゴーゴーバーが
大嫌いな場所に変わった瞬間だった。

「オレ、もう、しばらくゴーゴー行く気が起きないよ。。。」

続く。。。
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変わること、変わらないこと
前回の続き。。。

オームちゃんが目の前で毛唐に連れ去られた日の深夜
1時頃オームちゃんから電話があった。

オーム「今お客さんと別れたところ。今日はごめんね。
    シロウさんと話したかったのに。怒ってる?」

シロウ「仕事だからしょうがないね。」

オーム「うん。。。あの、これから。。。」

シロウ「今日は遅いからもう寝るね。じゃあ。おやすみ。」

オーム「お、おやすみなさい。。。」

オームちゃん、たぶんこれから会おうと思って
電話掛けてきたんだろうけど、とてもじゃないが
そんな気持ちになれなかった。
今オームちゃんに会うと、冷静でいられる自信がない。
オレの方が思いっきりオームちゃんの仕事に拘ってるような。。。

翌日(11月13日木曜日)に、仕事終わってから
レックちゃんとデート。

レックちゃんと一緒にいるとやっぱり癒されるなあ。
ほんとはレックちゃんのためにも
オームちゃんとは縁を切ってしまった方がいいんだけど。。。

11月15日(土)、オームちゃんと会う。
オームちゃんの部屋に行くとオームちゃんの弟と弟の彼女がいた。
彼女は結構かわいい。
弟と付き合ってるうちはいいが、別れたりしたらこの子もゴーゴーに。。。
なんてことを考えてしまうシロウであった。
そうならなければ良いが。。。

オームちゃんと一緒に昼食。

食事をして会計しようとしたら、
なんと全額オームちゃんが払おうとする。

今までだと、シロウが全額払って
オームちゃんが自分の割り勘分をシロウに払おうとするのを
シロウが受け取り拒否ってのが普通だったのに。
しかも「シロウさん、遠慮しなくていいのに」だって。

変わっちゃったね~、オームちゃん。

さすがにオームちゃんから奢ってもらうのは
気が引けるので、シロウが無理やり全額払ったけど。
オームちゃんが体売ったお金で飯を食うのはちょっとね。。。
ヒモ男じゃあるまいし。

その後、ショッピングモールに行ったら、
「これすごく可愛い。」と携帯を見るオームちゃん。
その場で5000バーツ(約1万5千円)もする携帯を衝動買い。
う~ん、金遣い荒くなってるな~。

いったいどれ位稼いでるんだろうか?
水商売なんて長い間できないんだから、
しっかり将来を見据えて貯金したりして欲しいものだ。
まあ、お金持ちと結婚できれば
貯金なんてどうでもいいんだけどね。
とにかく、将来みじめな思いだけはして欲しくない。

夕食はレックちゃんと。

なんか、以前の生活と全く変わってないな~。
相変わらず二股してるし。
変わったのは、オームちゃんが水商売に転職したのと
言葉上「友達関係」になったことくらいか。

11月17日(月)、仕事中から腰が痛い。
腰痛持ちのシロウは日本にいる時
たびたび勤務に支障がでるほどの腰痛に悩まされていたが、
タイに来てからは、腰の状態は比較的良かったのに。
疲れがたまっているんだろうか?

仕事が終わってから、レックちゃんに電話。

シロウ「腰が痛いから今日は家でおとなしくしてるよ。」

レック「無理しないでね。お大事に。」

そ、そんだけ?
ちょっと冷たくない?レックちゃん。

その後、オームちゃんにも電話。

シロウ「腰が痛いから今日は家でおとなしくしてるよ。」

オーム「大丈夫?お見舞いに行こうか?」

シロウ「大丈夫だよ。仕事があるんでしょ?」

オーム「うん。何か困ったことがあったら連絡ちょうだいね。
    すぐ行くから。」

ベッドでゴロゴロするのだが、
痛みで時々目が覚めてしまう。
寝がえりをうつのもつらい。

時々インターネットをしたり、
また寝たりを繰り返す。

ベッドで「痛いよ~。」と唸っていたら、
深夜3時頃オームちゃんから電話が。

オーム「腰、大丈夫?」

シロウ「いや、痛くて眠れないよ。」

オーム「待っててね。これから薬持って行くから。」

オームちゃん、痛み止めの薬と食事を持ってきてくれた。
ケバくなって生活も派手になってきたオームちゃんだが、
こういうやさしさは変わってない。
ちょっとほっとした。

軽く食事して薬を飲んだら眠気が襲って来て寝てしまい
あっという間に起きなきゃいけない時間に。

シロウ「あっ、痛みがだいぶおさまってる。
    これなら仕事できそう。オームちゃんありがとね。」

オーム「どういたしまして。これからも困ったことがあったら
    すぐに連絡してね。」

そんなことがあった3日後の11月21日(金)、
ジン君から電話があった。

ジン君「シロウさん、知ってます?オームちゃんが。。。」

続く。。。

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二股生活にピリオド
前回の続き。。。

11月21日(金)、ジン君から電話。
ジン君「シロウさん知ってます?オームちゃんの写真が
    ホームページに出てますよ。水着で。」

シロウ「え?何のホームページ?」

ジン君「アドレスをメールで送っておくので、
    見てください。」

しばらくして、ジン君からメールが来た。
送られてきたアドレスをクリック。

するとオームちゃんの水着姿の写真が何枚も。

ジン君、こんなホームページをチェックしてるのか、
さすが夜の帝王だな。
って感心してる場合じゃな~い!!

顔も隠さず出ちゃってるんだけど、
いいのか?
オームちゃんこのこと知ってるのか?

ジン君に電話。
シロウ「ホームページ見たよ。」

ジン君「オームちゃんですよね?」

シロウ「そうだね。オームちゃんに会ったら聞いとくよ。」

翌日(11月22日土曜日)の朝、オームちゃんが来た。

さっそくホームページの写真をシロウのPCで見せる。

オーム「え~、何これ~!!」

やっぱり、驚いたか。

オーム「写真写り悪すぎ~!!」

えっ?そっち!?

シロウ「オームちゃん、ホームページに出てるってことは
    世界中の人が見るんだよ?恥ずかしくないの?」

オーム「恥ずかしいけど、お客さん増えると思って。
    なんか太く写ってない?」

確かに少し縦に圧縮されたような写真で
太って見える。

オーム「これじゃ、お客さん増えないよ~。
    撮り直ししてもらおっと。」

あっけらかんとしたオームちゃんであった。
やっぱタイ人だ。

その後、ジン君とオームちゃんとシロウの3人で
アパートの近くの屋台で食事。

いつもシロウが買い物している八百屋のおばちゃんやら
近所の顔見知りのタイ人達がジロジロ見る。
派手な紫の服で肌をあらわにした、見るからに水商売って格好だもんな。

は、恥ずかしい。。。

しかもオームちゃんの会話といったら、
「昨日のお客さん、シンガポール人でね。
 こんなに小さかったんだよ。」と
小指を立てながらケラケラ笑う。

ジン君「オームちゃん、変わっちゃったね。。。」

ジン君とオームちゃんが初対面の時、
恥ずかしがってベランダに隠れたのがまるで嘘みたい。

↓その時の日記
http://thaiikukaikei.blog20.fc2.com/blog-entry-137.html 

食事の後は、シリラックとタイ語の授業だ。

またしてもオームちゃん着いて来たがる。

オームちゃん同行でタイ語の授業へ。
シリラックにオームちゃんを紹介。
「この子、オームちゃん。友達です。」

オーム「え?友達?恋人じゃないの?」

シロウ「友達でしょ。」

この前、「友達関係」って言ったのに
なぜここで「恋人」って言うのかな?
シリラックにはレックちゃんのことを話しているので
シリラックの冷たい視線が。。。

夜シリラックからメールが。
「レックさんが可愛そうですよ。
 オームちゃんはほんとに友達なのですか?
 彼女はそうは思ってないみたいだけど。」

あ~、シリラックにもダメ男だと
思われてしまったか。。。
これじゃケンさんと同類じゃんか。

※ケンさんとは・・・シリラックの彼氏で浮気を繰り返しているダメ男。
          いつも授業はケンさんに対する愚痴から始まる。

11月23日(日)、夜オームちゃんから電話。

「オームね、いろいろ考えたの。シロウさんのこと
 忘れることにするね。」

シロウ「どうしたの?突然?」

オーム「私、仕事悪いでしょ?シロウさんの友達に会っても
    シロウさん恥ずかしい思いするだろうし、迷惑かけるから。。。」

シロウ「・・・・・。」

オーム「ちゃんとした仕事してて性格もいい子がいっぱいいるから、
    新しい彼女見つけてね。」

シロウ「それでほんとにいいの?」

オーム「うん、いいの。今までありがとう。元気でね。」

シロウ「うん、オームちゃんも元気でね。」

オームちゃん、いろいろ考えて結論を出したのだろう。
シロウも二股生活をいつかはやめようと考えていたので
あえて止めなかった。

最後は意外とあっさり終わったな。。。
これでもうオームちゃんに会うこともないだろう。
寂しいけどしょうがない。

オームちゃんが幸せになれますように。

続く。。。

(ここで別れの章の中盤が終了です。落ち着くかと思われたんだけど、
 この後また波乱が続いてしまいます。すべてはシロウのだらしなさが
 原因ですが。。。 では次回から終盤へ。思い出すだけでもつらいですが
 がんばって書きます。                    シロウ)

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ロールプレイング
前回の続き。。。

最後は、オームちゃんの方から別れを切り出してきたか。。。
一時は真剣にオームちゃんの面倒をみようとしたのに
結局こうなってしまった。

オームちゃんのこと、忘れるの時間が掛かりそうだけど
これからはレックちゃんといる時間を増やしていこう。

そんなことを考えながら眠りについた。

翌日11月24日(月)早朝、ドアをノックする音が。
もしかしてオームちゃん?

ドアを開けると予想通りオームちゃんがいた。

オーム「来ちゃった。」

酔っぱらってフラフラだ。
相当酒臭い。

シロウ「どうしたの?こんなに酔っぱらって。」

水をコップに入れて渡す。

オーム「お客さんにいっぱい飲まされちゃって。」

シロウ「オームちゃん、こんな生活続けてたら体壊すよ。」

オーム「いいよ、もう。生きてても楽しいことないし。」

オームちゃん。。。
そんなこと、言わないでよ。
まだ若くてまだまだいろんな可能性があるのに。
なんか、かわいそう。。。

シロウ「オームちゃん、まだ二十歳でしょ?
    これからだよ。」

オーム「人生飽きちゃった。長生きしたくないな。
    あ~眠たい、おやすみ~。」

シロウは目が冴えてしまって、もう寝ることができなかった。
オームちゃんと別れたと思ったのに
またこうしてオームちゃんと一緒にいる。
いつまで続くんだろう、こんな関係。

朝、死んだように寝ているオームちゃんを置いたまま
仕事に出かけた。

そして仕事が終わり、オームちゃんに電話。

シロウ「今どこ?」

オーム「まだあなたのアパートにいるよ。」

シロウ「今日は仕事行かないの?」

オーム「飲み過ぎて気持ち悪いの。
    これじゃ踊れないよ。今日は休むね。」

部屋に戻ると、オームちゃんがベッドでごろごろしていた。

シロウ「アパートまで送るよ。」

一緒にオームちゃんのアパートに行くことに。
オームちゃんの部屋に行くとまたまた
物が増えていた。
冷蔵庫、タンス、炊飯器。。。
最近、若い中国人と歳とった白人のお客さんが
いっぱいお金をくれるという。

タイ語以外ほとんど話せないのに、
なんでこんなにお客がとれるんだろう?
不思議だ。

11月25日(火)、眠たいのでいつもより少し早く寝た。
深夜(11月26日早朝5時頃)、またオームちゃんが来た。

オーム「あそこが痛くてしょうがないの。」

シロウ「仕事し過ぎだよ。病院行った方がいいよ。」

オーム「うん、病院行くよ。あっ、シロウさん、
    英語教えて。お客さんとうまく話せなくて
    困ってるの。」

英語なんて覚えなくても、
あそこが痛くなるほどお客さんがいるのに。。。

以前勤めてた工場でも一番靴をたくさん作ってたって言うし
とことんやらないと気が済まない性格なんだろうか。
頑張り屋というかなんというか。

ともあれ、接客ロールプレイングが始まった。

オーム「What is your name?」

シロウ「My name is Shirou.」

オーム「Where are you from?」

シロウ「I'm from North Korea.」

英会話の練習に出社する時間まで
つき合わされた。
オレ、いったい何やってんだろう。。。

11月26日(水)、レックちゃんと仕事終わってからデート。
その後、シロウのアパートへ。
レックちゃん、シロウのアパートにお泊り。
朝、レックちゃん「今日は昼から会社に行く」と言う。
レックちゃんを部屋に残して、シロウは会社に行った。

これが後にとんでもないことになるとは、
シロウはまだこの時知らなかった。。。

続く。。。

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駆け引き
前回の続き。。。

11月27日(木)、仕事中にレックちゃんからメールが来た。
「今日仕事が終わってから会えますか?」

仕事終わってから待ち合わせ場所でレックちゃんに会う。

レック「今日は行きたいところがあるの。ついて来て。」

シロウ「どこいくの?」

レック「いいから。」

もくもくと歩くレックちゃんの後をついて歩く。
着いたところは、病院だった。

シロウ「なんで病院なんかに?」

レック「血液検査するの。2人とも。」

シロウ「え?なんで急に?」

レック「いいから。」

なんだかよくわからないまま、医者に血を抜かれるシロウ。

医者「結果は明日出ますから、またこの時間に来てください。」

エイズ検査だった。

シロウ「レックちゃん、なんで急にエイズ検査を?」

レック「後で話しますね。あなたのアパート行きましょ。」

レックちゃんとシロウのアパートへ。

アパートについてレックちゃん、深いため息をついた。
ハ~。

何か嫌な予感。。。

レック「●●ヤって誰?オームって誰?」

!!!

なんでオームちゃんの名前を知ってる!?
誰かが話したんだろうか?
ジン君とか一休がそんなことを言うはずないし、
いったいどこから?
しかし、「●●ヤ」はシロウの取引先の会社の名前だ。
これもどうやって知ったんだろう?
「●●ヤ」に勤務してる女の子に手を出した覚えはないし、
普通に仕事をしているだけだ。

シロウ「『●●ヤ』は取引先の会社だよ。
    なんで知ってるの?」

とりあえずオームちゃんのことに話が行く前に
まず「●●ヤ」をどうやって知ったか情報を引き出さないと。
そしたらオームちゃんをどうやって知ったのかも分かるかも。

レック「ほんとに?女の子の名前じゃないの?」

名刺ホルダーの「●●ヤ」の名刺を見せる。

レック「ふ~ん、『●●ヤ』は分かったわ。じゃ、『オーム』ってだれ?」

超高速で考えてみるが、「●●ヤ」とオームちゃんの接点が
見つからない。
う~ん、レックちゃんはどんな情報を持ってるんだろう?
うかつなことは言えないな。

レックちゃんとシロウの駆け引きが始まった。

シロウ「『オーム』も取引先の名前だよ。」

レック「取引先?休みの日もしょっちゅう会ってるみたいだけど?」

シロウ「いや、ゴルフとかでさ。。。急に食事に呼ばれたりもあるし。。。」

レック「夜中の3時に部屋に来たりするんだ?」

え?まずい、レックちゃんかなり情報を持ってるみたいだぞ、
どうすればいい?
しかし、情報源はいったい???

もうこうなったらしらばっくれるしかない。

シロウ「夜中の3時?昼の3時の間違いでしょ?
    大事な取引先だからよく会うよ。」

レック「ほんとうのことを言わないのね?」

表情が怖い。

シロウ「いや、ほんとだよ。でもどうやってシロウの取引先知ったの?」

レック「それは。。。」

続く。。。

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確証
前回の続き。。。

オームちゃんのことを問い詰められるが
「取引先」だと言ってごまかすシロウ。

シロウ「いや、ほんとだよ。でもどうやってシロウの取引先知ったの?」

レック「それは、そこに置いてあるノートを見たから。」

!!!

シロウが毎日付けている日記帳だ。
汚い字でなぐり書きしてるから、
まさか読めないだろうと思っていたが
レックちゃんの日本語、そこまで上達してたか。
ぐゎ~、しまった、油断した!!
まさか、カタカナまで読めるようになってたとは。。。
普段は持ち歩いてるのに、PCの横に置きっぱなしに
しちゃってたんだよね。。。

でも日記帳の全部の解読は不可能だろう。
書いた本人でも苦労するくらいだから。
これならなんとか誤魔化しとおせるかも。

レック「オームって頻繁にあなたの部屋に来てるのね?」

シロウ「いや、部屋から電話することはしょっちゅうだけど。
    大事な取引先だからね。」

レック「本当のことを言った方がいいよ。」

シロウ「だから本当だって。やだな~。」

レック「分かったわ。」

そう言って鞄の中からあるものを取り出した。

オームちゃんのピアス!!

な、なんでレックちゃんがそれを!?

レック「これ、オームちゃんにお土産。
    そこに落ちてたわ。」
と言いながら、ベッドの下に放り投げた。

レック「さよなら。」

ドアをバタンと閉めて出て行った。
最後の最後に確証となるものを出すなんて
レックちゃんの駆け引きのうまさといったら。。。

出て行ったレックちゃんを追いかける気力もなく
呆然とソファーにしばらく座ったままのシロウであった。

急に血液検査をしたのも、これが原因だったのだ。

せっかくここのところレックちゃんといい感じだったのに
シロウのバカ、バカ、バカ!!

これでレックちゃんに浮気がバレたのが2回目。
今度の今度はヤバイだろう。
レックちゃん、許してくれるだろうか?

レックちゃんに電話をしてみるも
当然出てくれるはずもなく。。。
むなしくコール音が鳴り続ける携帯。

レックちゃんにメール。
「ごめんなさい。ちゃんと謝りたいので
 もう一度会ってほしい。」

でもレックちゃんからの連絡は無かった。

11月28日(金)、仕事が終わってから病院へ血液検査の結果を
もらいに行った。
レックちゃんには何度か電話してみるも出てくれず。
病院でもしかしたらレックちゃんに会えるかもと
しばらく待ってみたが、現れなかった。

医者「昨日女性と一緒に来てたよね? その人の結果も出てるけど
   持って行く? 2人とも異常なしだったよ。」

他人の検査結果をオレに話してしまうなんて、
さすがタイ。日本じゃまずありえない。

レックちゃんにメール。
「2人とも検査結果異常なしだったよ。
 一度会いたいんだけど。」

シロウの携帯が鳴った。

レックちゃん!? 

いや、ジン君からだった。

シロウ「なんだよ~、ジン君かよ。」

ジン君「シロウさん、助けてください。頭とお腹が痛くて、
    熱も40度近くあるんです。」

苦しそうなジン君の声。

シロウ「え?今どこ?」

ジン君「アパートです。」

シロウ「分かった、すぐアパート戻るからちょっと待ってろ。
    病院行こう。」

アパートに戻りジン君と合流後、
タクシーをつかまえジン君と一緒に病院へ。

医者の診断によるとデング熱の可能性があるという。
ジン君、緊急入院することになってしまった。

デング熱とは・・・デング熱ウイルスによって起こる感染症。
         このウイルスを保有している蚊に刺されることによって感染する。
         熱は38~40℃程度で5~7日間持続し、激しい頭痛、関節痛、筋肉痛、
         発疹を伴う。まれに死亡することも。

レックちゃんにメール。
「ジン君が体調不良で入院。デング熱の可能性。
 しばらく看病します。」

一休が入院した時はレックちゃん、お見舞いに行ったから
ジン君の時も来てくれるだろう。
ジン君には悪いが、レックちゃんと会うチャンスかも。

しばらくして、レックちゃんからメールが。

「全部ありがとうございました。レック忘れてください。
 元気でね。気をつけて、さよなら。」

レックちゃん。。。

レックちゃんにふられてしまった。

やだよ。別れたくないよ。

ほんとにゴメン、レックちゃん。。。

電話してもメールしてもレックちゃんとは
連絡が取れなかった。

しばらくしてから、ジン君行きつけのカラオケのお姉ちゃんが
お見舞いに来たので後は彼女に任せ、シロウは帰ることに。

この日の夜は1時間ウトウトしただけで
眠れなかった。
次の日、ゴルフというのに。。。

レックちゃん。。。

続く。。。

(ということで、レックちゃんにふられ、オームちゃんとは「友達関係」なので
 久しぶりにフリーの身となりました。               シロウ)  
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