タイ行くかい?系の日記
2007年、某大手企業グループの1社に勤めていた36歳シロウが、何を考えたか突然会社を辞め安定した生活を捨てタイへ飛び出した!! 体育会系とは正反対のタイのゆる~い環境でてきと~に書いていきます。気付いたら在タイ9年過ぎてた。


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シロウ

Author:シロウ
12年以上勤めた日本の会社を辞め、現在タイのバンコクで働いています。

けっして体育会系の人間ではありません。
ゆる~いのが好きです。



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渋滞
前回の続き。。。

5時過ぎにはオームちゃんが夜の仕事に行ってしまう。
会社の運転手に「とにかく急いで」とお願いした。
普段は100㎞位しか出さない安全運転の運転手だが
シロウの危機迫る雰囲気を感じたのか
コンスタントに150㎞以上でとばす。
下り坂では180㎞出ている。

この車、こんなにスピード出るんだ~。

バンコクが近づいてきた。

これなら遅くとも5時前にオームちゃんの家に着きそうだ。

シロウのアパートに到着。
多めのチップを運転手に渡した。

難しい話になりそうなので、慌てて「日タイ・タイ日辞典」を持って
部屋を飛び出した。

タクシーをつかまえて、「急げ」と言う。
タクシーの中で話したいことを頭の中でまとめて
難しい単語を辞典で調べようとしたら
なんと「和英辞典」を間違えて持って来てしまっていた。

慌て過ぎや~。

しゃあない、なんとか話せる範囲で自力で思いを伝えるしかない。
そう開き直った。

しかし、バンコク名物渋滞にハマる。

うわ~、間に合わないかも。

とりあえずオームちゃんに電話。

シロウ「今向ってるから部屋で待ってて。」

オーム「5時になったら仕事行きます。」

シロウ「もしかしたら5時過ぎるかも。
    お願いだから待ってて。」

オーム「パタヤ旅行もどうせ女の人と行ってたんでしょ?
    オームのこと、どうでもいいんでしょ?じゃあね。」

電話を切られた。

すかさずまた電話。

出ない。。。

結局タクシーの中で5時過ぎてしまった。

オームちゃんは電話に出ないし
間に合わなかったか。。。 _| ̄|○

続く。。。

(明けましておめでとうございます。
 日記はしばらく2008年が続きますが、
 今年もよろしくお願いします。
 2009年があなたにとって良い年となることを
 祈ってます。    シロウ)

テーマ:タイ・バンコク - ジャンル:海外情報

プレイボーイ?プレイガール?
前回の続き。。。

タクシーの中で5時を過ぎてしまったけど
とりあえずオームちゃんの家に向かう。

到着したのは5時20分。

オームちゃんの部屋をノックすると
派手に化粧したオームちゃんが出てきた。

シロウ「なに?その顔。」

オーム「これから仕事に行くとこ。」

シロウ「ちょっと待って。話があるから。」

オーム「もう時間無いよ。友達と一緒に行く約束してるんだから。」

そう言うオームちゃんを無視して話を進める。

シロウ「夜の仕事って何するの?」

オーム「言えない。」

シロウ「場所はどこ?」

オーム「スクムビット通り」

シロウ「スクムビットのどこ?」

オーム「スクムビット●●通り」

シロウ「何て言う名前のお店?」

オーム「オーム英語読めないから分からない。」

シロウ「自分の働く店の名前くらい知ってるでしょ?」

オーム「ほんとに知らない。たしかプレイボーイかプレイガールだったと思う。」

シロウ「ちょっと待ってて。」

そう言ってジン君に電話。

シロウ「ちょっと知ってたら教えてほしいんだけど、スクムビットの●●通りに
    プレイボーイとかプレイガールとか言う名前のお店ある?」

ジン君「聞いたことないですねえ。なんですか? 可愛い子でもいるんですか?」

シロウ「いや、違うんだよ。オームちゃんがそこで働くって言ってるんで
    大至急調べてほしいんだけど。」

焦りながら話すシロウ。

ジン君「え?あのオームちゃんが?マジですか? 
    了解です。インターネットで検索してみます。
    折り返し電話するんで少々時間ください。」

そして数分後、ジン君から折り返しの電話がきた。。。

続く。。。

テーマ:タイ・バンコク - ジャンル:海外情報

仕事内容
前回の続き。。。

オームちゃんが働くというスクムビット通りの「プレイボーイ」か
「プレイガール」をオームちゃんの家から電話でジン君に調査を依頼。

数分後、ジン君から電話が掛かってきた。

ジン君「検索してみたけどそれらしい店は出て来ませんでしたねえ。
    ちなみにそのスクムビットの●●通りはゴーゴーバーが
    いっぱいあるところですよ。シロウさんも何度か行ったことのある・・・」

シロウ「ありがとう。ちょっとオームちゃんに聞いてみるよ。」

ジン君「ところで、どうなっちゃってるんですか?オームちゃん。」

シロウ「詳しいことはまた話すよ。また何かお願いすることがあるかもしれないから
    そん時はよろしく。」

ジン君「了解です。できることは協力しますんで。」

ジン君との電話を切り
オームちゃんに尋ねる。

シロウ「お店ってゴーゴーバーじゃないの?」

オーム「うん。」

うつむきながら返事するオームちゃん。

※ゴーゴーバーとは・・・表向きは水着で踊ってるおねえちゃんを見ながら
            お酒を飲むところ。シロウを含めほとんどの人は
            それだけ。おねえちゃんを呼べば隣に座ってくれる。
            裏の顔は、お店にいくらか払えばおねえちゃんを連れだせる。
            その後は、あんなことをしたりこんなことをしたり。。。

シロウ「仕事内容分かってんの?」

オーム「分かってる。」

シロウ「お客さんと寝たりもしなきゃいけないんだよ?」

オーム「うん。分かってる。」

シロウ「そんなところで働くなんて絶対ダメ。行かせない!!」

オーム「シロウさんには関係ないでしょ?友達待ってるから
    もう行かないと。」

その時、オームちゃんに電話が掛かってきた。。。

続く。。。

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怒鳴るシロウ
前回の続き。。。

オームちゃんと話してる時に
オームちゃんの携帯電話に誰かから電話が
掛かってきた。

オーム「うん、うん、分かった。これから行くね。」

すかさず携帯を奪い取るシロウ。

シロウ「オームは行かないよ。」

電話相手(女)「あなた誰?ちょっとオームに代わってよ。」

シロウ「オレ?オレはオームの彼氏だ。
    オームは行かないからな。そっちこそ誰だよ?」

電話相手「いいから、オームに代わって!!」

シロウ「行かないって言ったら行かないんだよ。分かった?」

電話相手「オームに代わってよ!!」叫ぶ女。

シロウ「もう電話掛けてくんなよ。」

ハラハラした様子で見ているオームちゃん。

電話相手「●#£%”ξ∇!!」(←なんだかよく分からないタイ語を叫ぶ女)

電話を切った。

また電話が掛かってきた。

シロウ「うるせえ!!もう電話してくるなって言っただろ!!」
電話相手に怒鳴って切った。

シロウは普段怒鳴ったりしない。
初めてのことに、びっくりした様子のオームちゃん。

オーム「行かないと。。。」

出かけようとするオームちゃんを捕まえて思いっきり抱きしめた。

続く。。。

(ひっぱり過ぎっていう厳しい意見を度々頂戴しておりますが、
今しばらくお付き合いください。でもまだまだ続きます。
っていうか、ここからが本番です。まだレックちゃんと別れるのか
オームちゃんと別れるのかもこの時点でははっきりしてませんからね。
ようやく序盤がもうすぐ終わるくらいですので。。。
すみません。                   シロウ)

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自暴自棄
前回の続き。。。

出て行こうとするオームちゃんを
力いっぱい抱きしめた。

しばらく抵抗して暴れていたが、
胸の中で大人しくなった。
オームちゃんにキスをした。

泣きながらベッドにうつぶせで倒れこむオームちゃん。

落ち着くまでしばらくオームちゃんの頭をなでていた。

オーム「ごめんなさい。。。」

シロウ「仕事行かないね?」

オーム「うん行かない。ごめんなさい。」

シロウ「ところでどうやって仕事見つけたの?」

オームちゃん、落ち着いていろいろ話をするようになった。

以前から遠い親戚のお姉さん(元ゴーゴー嬢)に
ゴーゴーバーで働かないかと誘われ続けていたこと。
シロウがいたのでずっと断り続けていたこと。
今回のシロウのデジカメの写真を見てショックを受けて
自暴自棄になってしまい友達と一緒にゴーゴーで
働くことを決心したこと、などなど。

オームちゃんがゴーゴーバーのバッジを見せてくれた。
「58番」と書かれたバッジだ。
普段は履かない派手なハイヒールもあった。

シロウ「お店はどんな感じなの?」

オーム「青い看板のお店。看板は英語だから読めなかった。」

シロウ「家族はこのこと知ってるの?」

オーム「お姉ちゃんには話したよ。怒られたけど。」

とその時シロウの携帯にメールが。

「今どこですか?」

レックちゃんからだった。

そういえば今日会う約束してたのに今回のドタバタで
すっかり忘れてた。

「今、パタヤ出たとこ。2時間以上掛かるから
着いたら連絡するね。」と返事をした。

レックちゃんには申し訳ないけど
もうしばらくはオームちゃんと一緒にいてあげよう。

続く。。。

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約束
前回の続き。。。

レックちゃんと食事をする約束があったのだが、
しばらくオームちゃんのそばにいることにしたシロウ。

1時間以上経ったころだろうか、
オームちゃんが「眠くなってきた」と言うので
シロウは帰ることに。
ここのところ、悩んでてほとんど眠れなかったという。

帰り際に
「絶対にもう夜の仕事に行くって言わないよね?
約束だよ。」と指きりげんまんをした。
オーム「うん、絶対行かない。ごめんなさい。」

タイ人のオームちゃんに
指きりの意味が分かるかどうか分からないけど、
気持ちは伝わっただろう。

シロウのアパートに着いてから、レックちゃんに電話。
「今、パタヤから帰ってきたよ。遅くなってごめん。」

レック「お腹すいたよ~。」

レックちゃんと合流して一緒に食事。

この日は普通にデート。
あえてアユタヤへの転勤の話は
どちらからもしなかった。

レックちゃんもオームちゃんもとりあえず落ち着いたし、
アユタヤに異動するまでは、今までどおり二股関係が続くんだろうな。
その後はどうなるか分からないけど、、、。
「まあ、なるようになるだろう」と思っていたら
またとんでもない事件が起こるのだった。。。

続く。。。

(ここで一応『別れの章』の序盤が終了です。中盤もいろいろ
 問題が起こります。今は比較的冷静に当時を振り返れますが、
 もっとも辛い時期でした。パタヤで体重を計った時は
 60キロを超えていたのが、1週間後には55キロまで
 落ちたのですから。。。食事がのどを通らなかったです。
 二股してたシロウが悪いんで誰にも文句は言えませんが。。。   
 では、次回激動の中盤戦いきます!!       シロウ)
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なぜ???
前回の続き。。。

オームちゃんが夜の仕事に行くという危機を
回避できてとりあえず一安心していたシロウ。

10月27日(月)
会社終わってからオームちゃんに電話。
電話に出ない。

シャワーでも浴びてるのだろうか?

ジン君とアパートの近くで、「レックちゃんや
オームちゃんとの近況」について話しながら食事してたら
オームちゃんから電話が掛かってきた。

オーム「今、お店の前、これから仕事。」

シロウ「これから仕事ってどういうことだよ?」

オーム「ごめんね。オームのこと忘れて。
    シロウさん今までありがとう。
    本当にごめんなさい。」

シロウ「ちょっと待って!!」

電話が切れた。

すかさず折り返すが繋がらない。

これは大変なことになってしまった!!

シロウ「ジン君、オームちゃんが仕事に行ってしまった!!」

ジン君「昨日、行かないって約束したんですよね?」

シロウ「ああ、確かに約束したよ。理解できないよ!!
    とにかくすぐ連れ戻しに行かないと!!」

そう言って立ち上がろうとするシロウを制するジン君。

ジン君「連れ戻すって言ってもタダじゃすみませんよ。
    相手は日本で言うとヤクザみたいなもんですよ。
    ナイフや銃を突きつけられる位は覚悟しないと。
    最悪の場合は。。。」

シロウ「どうすればいいんだよ!? なんとしても連れ戻したいんだけど。」

ジン君「お金で解決しかないでしょう。シロウさん今いくら位用意できます?」

シロウ「給料日前だからなぁ。5万バーツ(約15万円位)がいっぱいいっぱいだね。
    とりあえず行ってくる!!」

ジン君「オレも行きますよ。」

シロウ「来なくていいよ。トラブルに巻き込まれるかもしれないから。」

ジン君「いや、興奮してるシロウさんがこのまま行ったら
    危ないですよ。オレ冷静だから、オレがお店と交渉しますよ。
    タイ語の通訳がいた方が心強いでしょ?」

シロウ「ありがとう、ジン君。今度お礼させてくれ。」

ジン君「今日これから行くゴーゴーで1杯おごってください。」
そういう冗談が言えるくらいだから
ジン君はかなり冷静なのが分かる。

食いかけの食事を半分残したままタクシーを捕まえ、
オームちゃんの店へ向かう。

店のだいたいの場所は分かっているが、
どの店かも分かっていないのに
はたしてオームちゃんを見つけることができるのだろうか?

続く。。。

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奪還作戦開始
前回の続き。。。

夜の仕事に行ってしまったオームちゃんを連れ戻す為に
スクムビット●●通りにタクシーで向かうジン君とシロウ。

シロウ「やっぱこの時間は混んでるな。
    ここから走った方が早いかも。」

ジン君「まだ2、3キロありますよ。
    落ち着いてください。」

シロウ「落ち着かね~よ!!そうこうしてる間に
    オームちゃんが客に連れ出されたらどうすんだよ!?」

ジン君「そんなに早く連れ出されることは
    ほとんどないですよ。よほど人気のある子ならともかく。
    普通の女の子だったら週に2回も連れ出されるかどうかですからね。
    まあ、大丈夫ですよ。」

シロウ「しかし、なんで店に行っちゃったんだろうな?
    約束してたのに。理解できないよ!!」

時々タクシーの中からオームちゃんに電話してみるも
電源が入ってないようで繋がらない。

スクムビット●●通りに到着。
さて、どうやってオームちゃんを探すか。

今ある情報は、、、
1、店の名前が「プレイボーイ」か「プレイガール」らしいが、
  オームちゃんの記憶が定かではなく、ネット上でも検索できなかった。
2、青色の看板のお店で英語表記。
3、オームちゃんのナンバーは「58」

とりあえず、通りをざっと歩いてみることに。
見たところ、青色の看板で英語表記の店が3軒。

ちょうど我々の目の前に「青い看板の店」があった。

よ~し、この店から攻めてみるか!!
こんなに気合を入れてゴーゴーに入るのは初めてだ。
とんでもないトラブルになる可能性もあるしな。。。
でも不思議と恐怖心は無かった。

踊ってる女の子の中にオームちゃんが
いないかどうか、ぐるっと歩いて見て回る。

その時、ジン君が
「オームちゃんがいた!!」とシロウを呼ぶ。

しかし、近づいて見ると似てるが別人だった。

座って接客中かもしれないと思い、
お客さんの席も見て回るがいない。

ママさんを捕まえて訊いてみた。
「58番の子はいる?」

ママさん「え~と、ちょっと待ってくださいね。」
なにやら台帳を確認している。
ママさん「気分が悪いって言ってさっき帰ったよ。」

シロウ「え???帰った??? 58番の子の名前、何でしたっけ?」

ママさん「オームちゃんって子だよ。まだ新人だね。
     よろしくね。」

いた!!
オームちゃん、この店だったんだ!!
1軒目で店が判明するとは!!

続く。。。

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どこへ?
前回の続き。。。

オームちゃんが働いてる店を
1軒目で発見したジン君とシロウ。

しかし、ママさんの話によると
「オームちゃんは気分が悪くなって帰ってしまった」という。

大音量の音楽が流れるゴーゴーバーの中では
満足に話ができないので、ジン君と一旦外に出て作戦会議だ。

シロウ「オームちゃん、人前で水着で踊るのが
    耐え切れなかったんだろうな。」

ジン君「いやいや、ママさんの言葉をそのまま信じるのは
    危険ですよ。」

シロウ「どういうこと?」

ジン君「女の子が連れ出された後に、他のお客さんがその子を
    指名したとするでしょ。その時に、『他のお客さんが連れて帰ったよ』
    とは言いませんよ。お客さんに気を遣って、『今日は来てない』とか
    『気分が悪くなって帰った』って言いますよ。普通は。」

シロウ「ってことは、オームちゃん、もう連れ出されたってこと?」

ジン君「電話も繋がらないし、その可能性が高いですね。残念ながら。。。」

シロウ「おい、まじかよ~!! 客に連れ出されてたら
    探しようないじゃんか!! しかもそれって男と寝るってことだよね?」

ジン君「連れ出しには2種類あってショートとロングがあるんですよ。
    ショートは2時間で、ロングは朝まで。もしショートだったら
    まだ時間も早いので、今日また戻って来る可能性が高いですね。
    まあ、どっちにしてもヤルことには変わりはないですが。。。」

シロウ「ここで2時間張り込めば会えるかもしれないんだな。」

ジン君「オームちゃんと最短で接触するには
    それが一番可能性が高いですね。」

シロウ「オレは店の中で飲みながら待つことにするよ。
    ジン君は帰ってもいいよ。今日はありがとう。」

ジン君「さっきいいましたよね?『これから行くゴーゴーバーで1杯おごってください』って。」
(↑前々回の日記にあり)

シロウ「まさかあの冗談が本当になるとはな。ありがとうジン君。
    おごるよ。でもいつでも帰っていいからね。」

ジン君「今日はとことん付き合いますよ。」

店の中で飲みながらオームちゃんが帰ってくるのを
待つことに。

目の前で水着のおねえちゃんが踊っているのだが
何も感じない。
こんな楽しくないゴーゴーバーは初めてだ。

でも、なんでオームちゃんはお店に行ってしまったのだろう?
絶対行かないって約束したのに。

うそつき!!

うそつき!!

うそつき!!

だんだん腹が立ってきた。

今、オームちゃんに会ってシロウは冷静に話ができるだろうか?

続く。。。 
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罪悪感
前回の続き。。。

オームちゃんが帰ってくるのを
ゴーゴーバーで飲みながら待つことにしたジン君とシロウ。

時々電話してみるも、繋がらない。

シロウ「それにしても入店してから1時間も経ってないのに
    連れ出されるなんて。」

ジン君「まだ連れ出されたって決まったわけじゃないですけどね。
    本当に気分が悪くて帰ったのかも。」

シロウ「慰めてくれなくてもいいよ。もしかしたらママさんが
    『新人だよ』とか言ってお客さんに勧めたのかも。
    オームちゃんよりかわいい子他にもいるじゃない?
    おかしいよ!!」

ジン君「それはありえますね。まあ、今は待つしかないですよ。」

目の前で踊ってる水着のおねえちゃんと
ゴーゴーバーの大音量の音楽がよけいにシロウを
苛立たせる。

水着のおねえちゃんが寄って来た。
「ここ隣座ってもいいですか~?」

シロウ「あの、ちょっと聞きたいんだけど
    58番のオームちゃんって知ってる?」

女の子「う~ん、知らないな~。どんな子?」

シロウ「背がこれくらいで目がくりっとしてて色黒の子、
    髪はこれくらいの長さで色は。。。」

女の子「あっ、今日入ってきた子かな?」

シロウ「そうそう、その子。どこ行ったか知ってる?」

女の子「分からな~い。その子には内緒にしててあげるから
    私と飲みましょ♪」

だめだ。。。お話にならない。。。

結局2時間以上待ってみたが、オームちゃんは帰ってこなかった。

どこに行っちゃったんだよ。。。オームちゃん。。。

シロウ「もう遅いし帰ろうか、ジン君。」

ジン君「一応、青い看板の店、残り2軒見てみません?」

シロウ「そうだね。万が一ってこともあるし。」

しかし、残り2件とも58番でオームという子はいなかった。

アパートに戻り、ベッドに横になったが
目がさえて眠れない。。。
かなりマイナス思考になってて
次から次に悪いことばかり考えてしまう。。。

シロウのせいでオームちゃんが。。。
罪悪感でいっぱいだった。

続く。。。

(最近、バンコクは寒い日が続いています。先週の金曜日くらいからかな、
 急に寒くなりました。日本の秋口を思い出させてくれます。
 あまりにも寒いので、夜外に出る時はセーターを着ています。
 夜は15度を切ってる日もあります。それでも日本に比べればかなり暖かいですけど。
 とても爽やかなのでスポーツしてても気持ちがいいです。しばらく続いてくれないかな、
 この天気。タイ人はしきりに「寒い、寒い」と言って風邪ひいてる人もいっぱいいます。
 底辺階級の人たちは水シャワーですからね。つらいでしょう。日本にいるみなさんも
 風邪などひかないように健康には十分気を付けてください。         シロウ)

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圧力か?
前回の続き。。。

いろんな悪い考えが頭の中をグルグルしてて
寝つけない。

朝4時までは時計を確認して覚えてるが
そのうちウトウトしてしまったようだ。

電話の音で起こされた。

オームちゃんからだ!!(朝5時半)

シロウ「何してるの!?今どこ!?」

オーム「シロウさん、ごめんなさい私。。。」
電話の向こうで泣いている。

シロウ「どうしたの!?」

オーム「・・・・・」

シロウ「今どこ?」

オーム「●●通り」

シロウのアパートからそう遠くない所だ。

シロウ「今からシロウのアパートに来て。」

15分程でオームちゃん、泣きながら登場。

シロウ「どうしたの?」

オーム「私、悪い女になっちゃった。
    他の男の人と寝たの。。。」

!!!


シロウ「どうして仕事行ったの? 行かないって約束したじゃん。」

ほんとは、怒鳴り倒したい気持ちだったが、
あえてやさしく訊いた。

オーム「約束破ってごめんなさい。」

シロウ「だから、どうして?」

オーム「シロウさんに迷惑が掛かるから言えない。。。」

シロウ「オレが一番悲しいのはオームちゃんが夜の仕事に行くことだよ?
    分かってる?迷惑が掛かるってどういうこと?」

オーム「だから、それは絶対に言えない。ごめんなさい。」

シロウ「もしかして仲介者から『迷惑料を払え』とか
    『仕事に来なかったらシロウに危害を加える』とか
    脅されてるの?」

オーム「・・・・・」

オームちゃん、肯定も否定もせず。

まあ、何かしらの圧力があったっぽいな。
やつらにとってこんな田舎娘を脅すことなんて
たやすいことだろう。
仲介者はオームちゃんの遠い親戚だから、
シロウの事を知ってる可能性もあるしな。

シロウ「なにかオレにできることがあったら言って。
    なんとかするよ。」

オーム「ありがとう。でもシロウさんに迷惑は掛けれないから。。。
    ほんとは、もうシロウさんに会うつもりはなかったんだけど
    どうしても会いたくなって。。。ごめんなさい。
    やっぱりオームのことは忘れて。今日を最後にもう会わないから。
    オームのことは心配しないで。」

シロウ「オームちゃん、今日のことは忘れるから
    もう1回ちゃんとやりなおそう。」

オーム「他の男の人と寝たんだよ? シロウさん、この事を忘れられるはずが
    ないでしょ? オームのこと忘れてね。
    そして性格がよくてきれいな彼女見つけて。
    オームみたいな悪い女じゃなく。。。
    シロウさんならきっと見つかるよ。」 

シロウ「オームちゃんのこと簡単に忘れられるわけないだろ?」

オーム「時間が経てば忘れられるよ。きっと。。。」

オームちゃんが夜の仕事に行ってしまったのは
シロウの責任だ。なんとかしないと。
とにかく、何がなんでも元の真面目なオームちゃんに
戻さないと。

シロウ「オームちゃんの良いところは真面目なところだよ。
    オレもそれが好きだったんだよ。
    だから元のオームちゃんに戻ってやり直そう。」

オーム「真面目がなんなのよ!!20年間ずっと真面目に生きてきたけど
    何も良いことなんてなかったわ!! ずっと貧乏で服だって満足に買えないし
    おいしいものも食べられないし、シロウさんは浮気するし。。。」

そう言ってオームちゃんはまた泣き出してしまった。

う~ん、結構強情だな。
でも何とか夜の仕事から足を洗わせないと。。。    

さて、どうやって説得するか。。。

続く。。。

(今考えると自分でも粘り過ぎかな?って気がしないでもないですが、
 この時は「オームちゃんが夜の仕事に行ってしまったのは自分の責任」という
 罪悪感が強かったので、何がなんでも阻止したかったのです。
 次回、「説得工作」行きます!!                   シロウ)

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説得
前回の続き。。。

説得しようにも仕事に行った理由を
教えてくれないので苦戦は必死。

さて、どうするか。。。

シロウ「実は、来月からアユタヤに転勤が決まったんだ。」

オーム「アユタヤ?」

シロウ「そう、アユタヤ。 一緒に旅行したよね。」

オーム「来月のいつからアユタヤで仕事?」

シロウ「まだ日にちは決まってないけど。中旬かな?」

オーム「そう。。。アユタヤで新しい女の子見つけてね。」

オームちゃん、あくまでもやりなおす気はないようだ。

しょうがない、最後の切り札を切るか。。。
レックちゃんに言ったことをオームちゃんにも
言うことになるとは。

シロウ「アユタヤに行って一緒に暮らさない?」

オーム「え?」

シロウ「アユタヤで2人暮らそう。引っ越し先を誰にも教えなければ
    平穏に暮らせるよ。」

オーム「・・・・・。」

ちょっと考えてる様子のオームちゃん。
オームちゃんの心を少し動かすことができたようだ。

シロウ「アパートはシロウ名義で借りるし、生活費は心配しなくていい。
    学校に通いたいなら学費も出すよ。日本語をマスターできれば
    いい会社に入れるだろうし。何も心配はいらないから。」

一気にたたみかけるシロウ。

オーム「・・・・・。」

シロウ「ね?オームちゃん?」

オーム「ほんとにいいの?」

シロウ「うん。アユタヤに一緒に来てほしい。」

オーム「でも、他の男の人と寝たんだよ?ほんとにそのこと忘れてくれる?」

シロウ「もう忘れたよ。最近物忘れがひどくて。」

オーム「分かりました。オームもアユタヤに行きます。」

やった!!引き止め作戦成功!!

でも困った問題が。レックちゃん、どうしよう。。。

シロウの悩みをよそに、オームちゃんが話始めた。

オーム「こんなにお金もらっちゃった。」

そういいながら財布の中身を見せるオームちゃん。
1000バーツ札がいっぱい入っている。

シロウ「いくらもらったの?」

オーム「8,000バーツ」←約2万4千円

なんと、オームちゃんの工場勤務時代の1ヶ月分の給料
わずか数時間で稼いでしまっていた!!

オーム「日本人でカズキって言う名前の人。ほら、ここにメールアドレスがあるよ。」

「kazuki@??????.jp」と書かれた紙をシロウに見せる。

オーム「歳は40歳で、タイ語は全然話せない旅行者だった。」

シロウ「タイ語が話せないのにどうやって歳とか分かったの?」

オーム「シロウさんが持ってる本と同じのを持ってた。」

「指差し会話帳」だ。シロウも訪タイ直後、愛用していた本だ。

オームちゃん、聞いてもいないことをべらべら話す。
ほんとにシロウに忘れてもらおうという気があるのか???
隠し事ができない性格っていうのは知ってたけど
それは話さない方がいいんじゃないのか???

しかし、「カズキ」って奴、許せんな!!
文句のメールでも送ってやろうかと思ったけど
それはやめておいた。

シロウはこれから仕事に行かなければいけないので
シャワーを浴びながら、今後の事を考えていた。

レックちゃん、どうしよう。。。

続く。。。

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つらい決断
前回の続き。。。

オームちゃんと一緒に転勤先のアユタヤへ
引っ越すことにしたシロウ。
オームちゃんが夜の仕事に行ってしまったのは
自分の責任だ。
罪悪感からなんとしても引き留めたかった。
そして、オームちゃんにまともな仕事が見つかるまでは
全力でサポートしよう、そう心に誓った。

でも、でも、困った。。。
レックちゃん、どうしよう。。。

出勤前のシャワーを浴びながら
いろいろ考えるシロウ。

そして、シロウなりに答えを出した。
非常につらい決断だが、これはケジメだ。

アパートの内線電話でジン君に電話。

シロウ「朝、何時に出る?」

ジン君「もうちょっとしたら出ますよ。どうしたんですか?」

シロウ「今、オームちゃんがここにいるよ。
    いろいろ話したいことがあるんで
    駅まで一緒行かない?」

ジン君「オームちゃん、来たんですか!!
    で、どうだったんですか!?」

シロウ「詳しいことは後で。」

ジン君「了解です。じゃ、後ほど。5分後に下でいいですか?」

出かける前にオームちゃんに
「仕事終わったら電話するから、ちゃんとここで待ってるんだよ。
 いい? カギは閉めて、冷蔵庫の中の物は好きに食べていいから、
 それから、、、」と伝えた。

オーム「大丈夫ですよ。安心して。待ってるから。
    いってらっしゃい。」

歩きながら、今朝オームちゃんが来てからの事を
ジン君に話した。

ジン君「その日本人、8,000バーツも払ったんですか。
    ふつう3,000(約9,000円)から4,000(約12,000円)くらいなんですけどね。
    気をつけて見張ってないと、オームちゃん味をしめてまた
    仕事に行っちゃいますよ。ちょっと穴を貸しただけで1ヶ月分の給料
    稼いじゃったんですから。」

シロウ「そう、それはオレも心配してんだよ。
    だから、しばらくオームちゃんと一緒にいることにしたよ。
    アユタヤにも一緒に連れて行くし。
    で、レックちゃんと別れることにしたよ。もう二股は無理だ。。。」

ジン君「いいんですか? シロウさん、レックちゃんの方が好きだったんじゃ
    ないんですか? オレはオーム派だから、反対はしませんけど。。。」

シロウ「こうなったのもオレが原因だからね。オームちゃんが人生狂わせるの
    見てられないし。つらいけど、しょうがない。」

ジン君「そうですか、分かりました。何かあったらまた連絡ください。」

レックちゃんは、シロウに会うまでの長い間、
1人で生きてきた。しっかりしてるし大丈夫だろう。
最初はつらい思いをさせるかもしれないが、
シロウに会う前の生活に戻るだけだ。
オームちゃんは、シロウが見てないとどうなってしまうか。。。

つらい、つらい決断だった。

会社着いてからレックちゃんにメール。
「今日、仕事終わったら一緒に食事できる?
 大事な話があるから。」

しばらくして、レックちゃんからメールが。
「分かりました。仕事終わったら連絡ください。
 待ってますね。」

その日は、仕事が全く手につかなかった。

大好きなレックちゃんに別れを告げなきゃいけないなんて。。。

悲しい気持ちでいっぱいだった。。。

続く。。。

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優柔不断
前回の続き。。。

10月28日(火)、会社が終わってから
レックちゃんと待ち合わせ。

つらいけど、レックちゃんと別れなきゃ。。。

レックちゃんを待ってる間、
いろんな思い出が頭の中を巡る。

初めてのデートの事、レックちゃんの実家に行った事、
アユタヤ旅行、、、などなど。。。
楽しかったな。。。

別れることを決心していたシロウだったが、
早くも決心が揺らいでいた。

もう一度レックちゃんに「アユタヤに一緒に行こう」って
言ってみよう。
そこでもし、レックちゃんの返事が「イエス」なら、
レックちゃんと一緒にアユタヤに行こう。
「ノー」なら別れ話を切り出そう。

もし「イエス」だったらオームちゃんは。。。
う~ん、オームちゃんのことは後で考えよう。

それにしても意志が弱いな、オレは。
優柔不断なんだろうか、自分では気づいてなかったけど。。。
自己嫌悪。。。

↓以前、レックちゃんに「アユタヤに行こう」と言った時の日記
http://thaiikukaikei.blog20.fc2.com/blog-entry-224.html

待ち合わせ場所にレックちゃん登場。
いつもにも増してオシャレだ。
「ごめ~ん、遅くなって。どこに連れてってくれるの♪」

なんか、妙にテンション高いんだけど、レックちゃん。
「大事な話」なんてメールを送っちゃったから、
プロポーズと勘違いされてるかも。
このテンションを一気に落とさなきゃいけないのか。。。
つらいな。。。

今日で見納めになるかもしれないんだな。。。
悲しい気持ちを悟られないように
必死に作り笑いをしながら歩くオレって。。。

静かな所で話がしたかったので
ちょっとオシャレなタイ料理店へ。

雑談しながら注文したものが運ばれてくるのを待つ。
さて、そろそろ本題に行くか。ドキドキ。

シロウ「レックちゃん、前にも『アユタヤに一緒に行こう』って話しをしたと
    思うけど、その時は『行かない』って返事だったよね?
    もう一回聞くけど、考えは変わらない? 一緒に行ってほしいんだけど。。。」

レック「・・・・・」

下を見て考えてる様子のレックちゃん。

ドキドキ
ドキドキ
ドキドキ

そしてレックちゃんが顔を上げた。

レックちゃんの返事は、、、

続く。。。
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答えは?
前回の続き。。。

レックちゃんの答えは、、、

「私もあれからいろいろ考えたんだけど、
 やっぱり行けないよ。将来はチェンライの実家の近くで
 美容院を開きたいの。いまは一生懸命働いて貯金しないと。
 お金貯めるのにあと2年はかかるかな。」

シロウ「そうだよね。。。レックちゃんには、
    チェンライに帰るっていう目標があるもんね。」

シロウはチェンライには行く事はできない。
チェンライには日本人が働けるような仕事が無いから。
どっちにしろ、2年後にはレックちゃんと遠く離れることになる。
シロウだっていつ日本に帰るか分からないし。。。

レックちゃんの答えが「ノー」の場合、
別れ話をしようと決めていた。

シロウ「レックちゃん、オレと別れて欲しい。」

あ~、言っちゃったよ。
もう、後には引けない。

びっくりした顔をするレックちゃん。

シロウ「ごめん、レックちゃんには急だったかもしれないけど
    悩んで決めたことなんだ。別れて欲しい。」

レック「それ、本気で言ってるの?」

シロウ「本気だよ。」

レック「どうして?」

シロウ「アユタヤに行ったら、会えなくなるよ。
    休みの日はゴルフとか接待もあるし、
    がんばっても月に1回か2回しか会えない。
    会えない月もあるかも。
    最初はがんばれるかもしれないけど、
    ずっと続くとお互い疲れるよ。
    悲しいけど、別れた方がいいよ。」

レック「私もなるべくアユタヤに通うようにするから。
    考え直して。」

レックちゃん、納得してないようだ。
やっぱり別れる理由としては弱すぎるな。。。

シロウ「もう決めたんだ。レックちゃんはシロウのこと忘れて
    以前の生活に戻した方がいいよ。」

レック「・・・・・。」

レックちゃん、泣きそう。。。

シロウ「忘れられるね?」

レック「分からないよ、そんなこと。もう帰るね。」

レックちゃん、食事に一切手をつけず、店の従業員になにやら
指示して帰って行った。

食事を片付ける店の従業員。

シロウ「なにしてんの?」

従業員「『お持ち帰りにするように』と言われたので
    包みますね。」

お洒落なこの店で、シロウ1人で食事は厳しい。
レックちゃんが気を遣って、従業員にお持ち帰りを指示したのだ。

こんな時まで気が利くんだな、レックちゃんは。。。

会計を済ませ、折り詰めを持ってトボトボと歩いて帰るシロウ。

好きな子に別れを告げるっていうのは
こんなに悲しいことだったんだ。。。
でも、これがベストなんだよ、きっと。。。

ごめんね。。。レックちゃん。。。

レックちゃんのこと、忘れられるのか?
ヘタすると何年も掛かってしまうかもしれない。

でも、もう後戻りはできないんだな。。。

そんな事を考えながらアパートに向かって歩いてる途中
レックちゃんからメールが来た。

続く。。。  

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別れ
前回の続き。。。

 レックちゃんに別れを告げ、
一人寂しくアパートに向かって歩く。

その時、レックちゃんからメールが来た。
(以下、メールのやりとりはほぼ原文のまま。 
 あまりにもひどい日本語の間違いは直して
 意味が分かるようにしてます。)

レック「シロウさん、あなた心冷たいね。忘れたいんでしょ?」

返事をレックちゃんにメールする。

シロウ「ほんとにごめんなさい。オレのこと忘れてください。」

すぐにレックちゃんから返事が来た。

レック「とても、とても、悲しいな。あなた、レックのこと愛せないのですね?」

シロウ「悲しいのはオレも同じだよ。今まではほんとにレックちゃんのことを
    愛してたよ。でも悩んで決めたことなんだ。ほんとにごめんなさい。」

ちょっと経ってから

レック「分かりました。あなたのためにレックはあなたを忘れます。」

終わった。。。
やっと、レックちゃん納得してくれたみたいだ。

でも、悲し過ぎる。
シロウがふったのに、まるでふられたみたいに悲しい。
いや、ふられた方がまだマシかも。。。

ジン君に電話。

シロウ「レックちゃんと別れたよ。」

ジン君「そうですか。。。レックちゃん納得したんですか?」

シロウ「『あなたを忘れます』ってメールが来たから
    納得したみたい。」

ジン君「でも今日は、どこかに避難した方がいいですよ。
    レックちゃん、部屋にくるかもしれません。」

シロウ「いや、さすがに来ないでしょ。『忘れる』って言ってるんだし。」

ジン君「甘いですよ、シロウさん。オレの経験からいうとかなりの確率で来ますよ。
    実際、オームちゃんだって自分から『忘れて』と言っておきながら
    来たでしょ? レックちゃん、外見は日本人と変わらないけど
    中身はタイ人ですよ? 夜一人で寂しくなったら我慢できないと思うんですよね。
    本気でシロウさんのことが好きなら、来る可能性大です。
    すぐ避難してください!! オームちゃん部屋にいるんでしょ? 
    大変なことになりますよ!!」

シロウ「うん、分かった。今日はオームちゃんのアパートに泊まるよ。」

ジン君「どこで接触してくるか分からないので、
    しばらくは気をつけた方がいいですよ。
    まさか会社までは来ないとは思うけど、
    実際に『会社まで来た』って話はよく聞くし。」

シロウ「ありがとジン君。またなにかアドバイスがあったらよろしく。」

まあ、まさか会社までは来ないよな。
シロウが仕事中は気を遣って電話してこないし、
急用でしょうがない時はメールだったし。
それは大丈夫だろうけど、アパートからは避難しとくか。。。

さてオームちゃん、ちゃんと部屋で待ってるかな?

シロウ「ただいま。。。」

オーム「おかえり♪」

よかった。オームちゃん居たよ。。。
アイロンをかけながらシロウの帰りを待っていた。

誰かが部屋で帰りを待っててくれるってのもいいな。
いつ以来だろうか。。。
こういう生活もいいかも。
そう、これで良かったんだよ。きっと。。。

無理に自分を納得させようとしていた。

シロウ「はい、お土産。うち皿もお箸も無いから
    オームちゃん家で食べよう。
    しばらくはオームちゃんの家から会社に通うよ。
    さっ、行く準備して。」

オーム「ちょっと待って、あと2枚でアイロン終わるから。」

今、レックちゃんが来たら大変な修羅場になるな。。。

オームちゃんがアイロンかけている時間がとてつもなく
長く感じた。

続く。。。

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悪い冗談
前回の続き。。。

ジン君からの「レックちゃんが来るかもしれないから
避難した方がいい」というアドバイスどおり、
オームちゃんのアパートへ避難する準備。
スーツや着替え等荷物をまとめた。

出るときに、シロウの部屋のドアには
「FOR RENT」と書いた張り紙をした。
もしレックちゃんが来ても、引っ越したと思って諦めてくれるだろう。

オームちゃんの部屋に到着。

レックちゃんと別れ話をした時に折り詰めにしてもらった食事を、
オームちゃんと一緒にとる。

全然、食欲がない。

食事の間、ずっとレックちゃんのことを
考えていた。。。

オーム「何考えてるの?」

シロウ「いや、特になにも。」

オーム「うそつき。オームが他の男の寝たこと考えてたんでしょ?」

シロウ「いや、そのことはもう忘れたよ。」

その後もオームちゃんから何度も「何考えてるの?」と
突っ込まれる始末。

レックちゃんのことを考えまいとすればするほど
レックちゃんのことばかり考えてしまう。

オーム「シロウさん、食欲がないみたいね?」

シロウ「冷めてるから、あまりおいしくないよね。」

オーム「ごめんね。私のせいで悩んでるんでしょ?
    ほんとにごめんなさい。シロウさん。。。」

このままじゃ、オームちゃんにも申し訳ない。
なんとか、気持ちを切り替えないと。。。

夜、オームちゃんが寝付いてから、
携帯電話をサイレントモードにして枕の下に置いた。

レックちゃんから電話が掛かってくるのを
期待してしまってる自分がいた。
もし掛かってきても出るわけにはいかないけど。。。

なかなか眠りにつけず、今までのことを考えていた。

レックちゃんに会ってレックちゃんのことを好きになって、
その後オームちゃんに会っていつのまにかオームちゃんのことも。。。
しばらく二股生活が続き、二人とも大好きではっきりした答えが出ず
ずるずると続けてきてしまったんだっけ。。。
そしてレックちゃんの存在がオームちゃんにバレて
オームちゃんは自暴自棄になり夜の仕事へ。
責任をとって今オームちゃんと一緒にいる。
大好きなレックちゃんと別れて。。。

なんでこんな事になってしまったんだろう?

2人を幸せにしてるつもりが、どっちも深く傷つけてしまった。
全ては自分が悪いんだけど。。。

あ~、最低だな。オレ。

レックちゃん、ほんとうにごめん。。。

そんなことを考えていた時、携帯電話が振動した。

レックちゃんからだ!!

でも、出るわけにいかない。

すぐに切った。

しばらくして、またレックちゃんから電話。

また切った。

こんな時間に(午前1時過ぎ)に電話してくるなんて。。。

きっとヤケ酒飲んで酔っ払ってるに違いない。
体壊さなければいいけど。。。
心配だ。。。

でも、隣でオームちゃんが寝ている。
出るわけにはいかない。

次電話掛かってきたら電源を落とそう。

しばらくして、またレックちゃんから電話が。。。

電源を落とした。

レックちゃん、ごめん。。。
ほんとは、オレもレックちゃんと話したいんだよ。
今すぐ謝ってやり直したいんだよ。
でも、できないんだよ。
オームちゃんの面倒を見るって決めたから。。。


10月29日(水)、寝不足だががんばって会社へ。
オームちゃんの家から出勤だからいつもより
起きるのが1時間早い。

会社では眠くてたまらない。
夜寝ようとするとあれこれ考えて
なかなか寝付けないのに。

大丈夫か?オレ。。。

仕事に影響が出なければいいんだけど。。。

とりあえず今のところ、大きなミスを犯すこともなく
順調ではあるが、こんな生活が続くと破綻してしまうかも。

仕事が終わってから、レックちゃんに電話。。。

いや、もうレックちゃんに電話しなくていいんだ。
寂しいけど。。。

体が覚えてるんだね。
勝手にレックちゃんに電話しそうになってたよ。
危ない。危ない。
一人でブツブツ言いながら、オームちゃんのアパートへ
向かうためにタクシーを捕まえる。

向かってる途中で電話。

シロウ「今仕事終わって、そっちに向かってるとこ。」

オーム「分かりました。待ってるね♪」

食事をしながらオームちゃんとお話。

オーム「暇すぎて死にそう。ずっとテレビ見てた。」

シロウ「日本語学校でも行ってみる?」

オーム「夜の仕事行ってもいいかなあ?」

シロウ「えっ!?」

オーム「冗談よ。びっくりした?」

シロウ「悪い冗談やめてよ。怒るよコラッ。」

でも、シロウには冗談には聞こえなかった。
もしかして、オームちゃん夜の仕事に未練があるんじゃないだろうか?
なんつったって数時間で1ヶ月分の給料だもんね。
これは、ちゃんと見張ってないとマズイな。
まあ、ほんとに冗談で言ったのかもしれないけど。。。

オーム「年末年始は休める?」

シロウ「まだ分からないけど5日位は休めると思うよ。」

オーム「一緒に私の実家に行かない?」

シロウ「うん、いいよ。」

オーム「ほんと?楽しみ~♪ ところで暇だから明日から1週間くらい
    実家に帰ろうと思ってるんだけど、いい?」

シロウ「うん。いいんじゃない?たまには親孝行してきなよ。」

オーム「寂しいだろうけど、浮気しないでね。」

シロウ「大丈夫だよ。毎日電話するから。
    はい、これ交通費。」

そう言って2,000バーツ(約6,000円)を渡した。
オームちゃんの財布にはお客さんからもらった8,000バーツが入ってるので
渡す必要がないかなとも思ったが、オームちゃんが他の男と寝たことは
忘れたことになってるので一応渡しておいた。

実家なら両親もいるし、大丈夫だろう。

明日から1週間、久しぶりに完全に1人だな。。。
落ち着いた日が過ごせそうだ。

しかし、現実はそう甘くはなかった。。。

続く。。。

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置手紙
前回の続き。。。

 10月30日(木)、早朝オーム家を出発。
会社から遠いので大変だ。

朝、シロウアパートに寄ってから会社に行くことにした。
すると、「FOR RENT」と書いて貼ってあった紙が
見当たらない。
もしかして、管理人に見つかって剥がされたのかな。

ドアを開けようとしてカギを取り出した。
いつもは気にならないキーホルダーが目に入った。

あっ、これレックちゃんにもらったんだっけ。。。
まだ付き合い始めて間もない頃だったな。。。
その時のことが思い出される。

レック「はい、お土産。赤と黄色どっちがいい?
    色は違うけどお揃いだよ。」

シロウ「じゃ、赤にしようかな。」

レック「赤はね、『永遠の愛』だよ。」

シロウ「じゃ、黄色は?」

レック「黄色は『金運アップ』よ。」

この時シロウは、『ちっ、黄色にしとけば良かったよ』と思ったくらい
まだレックちゃんのことをそんなに深く愛してなかったんだっけ。。。

『永遠の愛』のお守りである赤いキーホルダーをレックちゃんからもらったのに
この愛、終わっちゃってんじゃん。。。

↓レックちゃんからもらった赤いキーホルダー
IMGP1431.jpg

カギを見るたびにレックちゃんを思い出しそうだ。
困ったな。。。
これじゃ忘れられないじゃんか。。。

そんなことを考えながらドアを開けた。

ズズズ。。。

紙を引きずるような音がする。

ん?何だこれ?

レックちゃんらからの手紙だ!!

やっぱりレックちゃん来たんだ。

ジン君のアドバイスを聞かずに部屋にいたら
オームちゃんと鉢合わせしてたよ。
「危ね~な~」という気持ちもあったが
正直うれしかった。

オレ、未練たらたらだな。。。

手紙には
「シロウさん
 本当にあなたのことを愛してます。いつまでも愛してます。
 GOOD LUCK FOR EVERYTHING.
元気でね。チュッ!
 ありがと。さよなら。             レック」
                 
と書かれてあった。
(タイ語と英語と日本語のチャンポンで
アルファベットで書かれていたので、
タイ語部分は訳してます。)

レックちゃん、どういう気持ちでこれを書いたんだろう。
置手紙なんて、ずるいよ。。。
これじゃ、ますます忘れられなくなるじゃんかよ。。。

何度も何度も読み返した。

たぶん書くものが無かったのだろう、
シロウがドアに貼った「FOR RENT」の紙を切って
その裏に書いてあった。
しかも、これは化粧ポーチに入ってる鉛筆みたいなやつ(←名前知らん)
で書いたんだろうな。

↓レックちゃんからの置手紙
IMGP1440.jpg

悲しい気持ちで会社へ行った。
とりあえず、今は仕事に集中しないと。

上司ナカさん「おう、シロウちゃん。」

ナカさんは機嫌の良い時は「シロウちゃん」と呼び
機嫌の悪い時は「シロウ君」と呼ぶので
話し掛けられた瞬間、すぐ機嫌の良し悪しが分かる。
「シロウちゃん」と話しかけられたので、今日はたぶん
機嫌が良さそうだな。

シロウ「なんでしょう?」

ナカさん「明日、車の免許取りに行ってくれる?
     アユタヤ行ったら自分で運転だからね。
     それに他にもいろいろ準備することがあるだろうから
     明日は無理して会社こなくてもいいぞ。」

シロウ「ありがとうございます。分かりました。
    ところで転勤の日程は決まりましたでしょうか?」

ナカさん「今、調整中だから決まったら教えるよ。」

明日、免許を取りにいくことになった。

今までだったらレックちゃんにお願いして
通訳として来てもらうのに。。。

会社終わってからオームちゃんに電話。

オーム「今実家にいるよ。仕事終わったとこ?」

シロウ「うん、どう?そっちは?」

オーム「今日は従兄弟達と食事に行ってきたよ♪」

数分間雑談をした。

シロウ「じゃ。また明日電話するね。おやすみ。」

何もしないとレックちゃんのことばかり考えてしまうんで
ジン君から日本のドラマのDVDを借りて見ていた。

そんな時、レックちゃんからメールが来た。

続く。。。

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弱すぎる意志
前回の続き。。。

部屋で暇つぶしのDVDを見ている時に
レックちゃんからメールが来た。

「今日はあなた会いたい最後、大丈夫ですか?
話したいだけナ。」

どうしよう?
返事した方が良いのだろうか?
それとも無視した方がいいのか?

しばらく携帯を持ったまま考えていた。

するとまたレックちゃんからメールが。

「お願いします。」

う~ん。困ったな。
ちゃんともう一回会って話しをした方がいいのか、
それともこのままレックちゃんが諦めるまで
無視し続ける方がいいのか?

何度も同じことを考えるが
いつまでたっても結論が出ない。

そういえば、明日は免許取りに行かないとだったな。
レックちゃんに一緒に行ってもらおうかな。
その時に話しをできれば。。。
幸い、オームちゃんも1週間実家に帰ってるし大丈夫かな。。。

シロウもレックちゃんに会いたくて会いたくて
しょうがない気持ちを我慢してたから
レックちゃんからのメールに早くも心がグラグラしていた。

DVDの続きを見ようとしても、全然集中できない。

レックちゃんにメール送るか。。。

「明日、運転免許作りに行くから一緒に来てもらえる?
 もしOKなら、朝6時半に迎えに行くよ。」

明日、レックちゃんは仕事だけど
どうするんだろう?
でも「休みは直前でもなんとかなるよ」って以前聞いたことがあるし。

※ちなみにタイの法律では、年間30日まで病欠が認められており、
 それを悪用して連休の前後に病欠するタイ人が非常に多い。
 給料はもちろん出ます。国が認めた有給休暇みたいなもの。

しばらくして、レックちゃんから返事が来た。

「まだ分からないです。電話してください。」

なに?このそっけない返事は?
久しぶりにこっちからメール送ったのに。
それも送るか送るまいか
さんざん悩んだあげくなのに。。。

ちょっと「ムッ」としたシロウは
「朝早いので無理しないで大丈夫です。
 一人で行きます。」と送ってしまった。

大人気ないな、オレも。。。

ほんとは、会いたくてしょうがないのに。。。

もう早いけど、寝よ。
明日は朝早いし。
ってまだ夕食も食べてないし
夜の8時にもなってないけど。

歯を磨いたり着替えたりしてる時に
レックちゃんから電話が掛かってきた。
まるで待ってましたといわんばかりに
すぐ電話に出てしまった。

まあ、実際掛かってくるのを
期待してたってのも正直あるんだよね。。。

レック「今、どこにいますか?」

シロウ「部屋にいるよ。」

レック「あなたのアパートにこれから行ってもいいですか?」

シロウ「今、引越しの準備してて部屋きたないから
    ダメだよ。」 

(ほんとは、ふだんと変わらないけど、
 部屋にオームちゃんの痕跡がいっぱい残ってるから
 今レックちゃんに来られるのは非常に困る)

レック「今日会いたいんだけど。。。最後のお願い。。。」

シロウ「・・・・・。」

レック「お願いします。。。」

シロウ「。。。分かったよ。30分後にそっち行くよ。」

レック「ありがとう。。。」

こうして、二度と会わないつもりだった
レックちゃんとまた会うことになってしまった。。。

意志が弱すぎるな、オレ。。。_| ̄|○

続く。。。

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